先週の22日は、「世界カー・フリーデー(World Car Free Day)」と云う日だたんですネ、知りませんでした。
カー・フリーデーは「車を使わない日」という意味を持つ欧州発祥のイベントで、市街地を自転車や公共
交通で移動してもらい、マイカーに依存しない日常生活を促すのが狙いだそうです。「この日は、クルマに
乗らない日」 と決めて、毎年9月に世界各都市でイベントが開かれているようです。
同イベントを行う事によって、車の騒音・排気ガスの公害から解放されることにより、自動車の走行を
控え、車の使用・環境への影響・代替手段について考えて貰うことをも目的にしているようです。
日本でもタイでも、イベントが行われたようですネ。
エネルギー省では、日頃から通勤には公共交通機関を利用するよう呼びかけている、と聞きますが
特にこの22日は、大臣を始めとして高官・スタッフが、自転車で政府庁舎に向かうなどして省エネ活動を
アピールし、バンコク都庁でもマイカーの使用を控えるよう都民に呼びかけていたようです・・・
が、「バンコク市内では全く交通渋滞の改善は見られなかった」、と都庁職員のコメントを紹介しています。
皮肉なことに、「この日の夜、スクムパン都知事の誕生会があった為、いつにも増してマイカー出勤する
職員が多かった」 と話していた、とか・・・
えっ! 夜の誕生会って、アルコールも付き物でしょ、、、オイ! 二重の問題が生じちゃうヨ~(笑)
都庁職員でさえマイカー出勤を止めなかったバンコクの 「カー・フリーデー」 となってしまいました。(悲)
処で、最近はバンコク市内でも、随分と自転車に乗っている人を見かけるようにはなりました。
他県から毎日片道30キロメートルを自転車通勤している男性もいると聞き及んでいます・・・
こんな人が増えれば渋滞も緩和されるんでしょうが、まだまだ日本や他国に比較すると、自転車に
乗っている人、少ないですねぇ~ 緩和されれば、排気ガスの低減・省エネと一石二鳥なんですが、、、
浮遊粒子状物質による大気汚染の国際的指標であるPM10濃度の基準値を超えている通りも多くなり
またバンコク市内では一日に消費されるガソリンの金額は3億バーツ(約8.5億円)に上り、更に 週に
一日だけ10%の人がマイカー通勤をやめた場合、年間3千万バーツ(約8千5百万円)の節約となり、
二酸化炭素の排出量も一日当たり2,200トン減少するとの事ですからねぇ・・・
そして なんと云っても、毎日 各人の時間のロスも取り返しが利かない、大変な損失です。なんでもタイの
経済研究所の報告では、渋滞の経済損失を年間約1,600億円(4,500億円)と試算しているようですヨ。
ちょっとオーバーな試算のように感じますが、それだけ重大視しているのでしょう。
金曜日の夕方の雨・・・ あぁ~~ もう目も当てられません!
渋滞なんてモンじゃありません!


明日は渋滞解消の道を探ります。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



しかし、タイでは何故自転車があまりいないんでしょうか?盗難にあうのでしょうか?
反面・・・・車が売れない=作る事が出来ない=経済の不況・・・・になって・・・???
世の中は本当にうまくいきませんね!
仰るように、購入する余裕も無いのかも知れませんね。