スクンビット通り39にあるワット・ポー公認の分校を謳った、人気のあるマッサージ屋さん、って・・・
そこで、簡単にワット・ポー (涅槃像寺) とマッサージの歴史をひも解くと… (昨日の続き)
タイは2500年程前に、仏教の僧侶たちがインドからタイに移住しながら、仏教が伝来し、マッサージの
技術も医学の一つとして、同時に伝わったと言われています。 その後、1292年(718年前)に当時の
<ラムカムヘン大王の銅像>
国王ラマカムヘン王によって小乗仏教の一派であったテラヴァータ仏教が国教として定められ、タイ医学と
マッサージも仏教との深いかかわり合いを持ちながら、ワットと呼ばれる寺院で発展して来ました。
当時からの仏教の教典、医学書、経典、政府の記録など、アユタヤ王朝までは保管されていましたが、
1767年(243年前)のビルマ軍の侵攻によって壊滅に追い込まれ、ほとんどが失われてしまいました。
その後、タイ国王ラマ3世によって、1837年(173年前)にわずかに残った医学書が、バンコクのワット・
ポーで石碑に刻まれ、蘇ることになったとの事・・・ ここで初めてワット・ポーが出てくる訳ですネ。
<ワットポー、ワットとはお寺…>
ワット・ポーは1788年(222年前)にラマ1世によって建立されたバンコク最古の寺院で、黄金に輝く
巨大な涅槃仏があり (仏陀が悟りを開き涅槃の境地に達した姿) 涅槃寺とも呼ばれます。
2500年前から伝承された、そのタイ・マッサージのテクニックを描いた壁画 (マッサージの聖書) が、
絶対的な権威を持つようになって、ワット・ポーがタイ・マッサージの総本山と言われるようになりました。
<寺内にあるツボの壁画>
タイ古式マッサージも、仏教、医学と同様、師から弟子へと伝承されてきたもので、特にワット・ポーは、
ラマ三世により最初の本格的教育施設として開設され、以来世界中から生徒が集まる寺、学校として
育んで来ました。 ですので、タイ マッサージの歴史と伝統は半端ではありません!
マッサージの学校でも、タイで最も伝統のあるタイ文部省認定本校もここ、ワット・ポー内にあります。
また 約2500年の歴史を持つタイ古式マッサージは、医療行為として大学病院などで病気や怪我の
治療にも活用されており、ワット・ポー公認の分校とは、こんな流れに沿ったマッサージを云います。
<寺内のマッサージ指導>
バンコク市を歩くと至る所で、足裏にツボの位置を示した看板を見かけます、それくらいマッサージ店が
乱立しています。 真のマッサージを受けるには、お店が保健省認可の免許を持ち 且つ マッサージ師が
同省認定の履修課程で運営する学校の修了証を持っていなければ本物とは言えません。
ワットポー分校店であれば歴史も伝統もあり安心です。 更に、ここは39は日本人経営ですから
尚のこと 老若男女、誰にでも人気のあるお店となるワケですネ。 流行る理由がよく理解できます。
真のマッサージ、是非 一度 お試しあれ!
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