いやぁ~ 洪水の被害拡大に吃驚している人も多いだろうなぁ~
昨日は南のハジャイの都市が酷くなっていましたねぇ~ 洪水の被害に伴い犠牲者の数も増加しており、
3日時点で死者数が120人を超えています。 洪水で、なんで こうも死者がでるんだろうと
思っていましたら 泳げないにもかかわらず水量の多い場所に 入って水死してしまう、といいます。
溺れた弟を兄が助けようとして溺れ、この2人を助けようとした父親も溺れて3人が水死するという
ケースもあったそうですヨ。 国立救急医療センターによれば、死因の110人は、濁流に流された溺死で、
タイ人の泳ぎの不得意さが指摘されていましたネ。 被害に遭っているエリアには海がありませんから…

<タイの子供達、水かけには慣れているのにねぇ~>
タイ保健省の報告では、昨年 15歳未満の子供が年間約23万人死亡しており、この内 溺死が約1,500人
いることを明らかにしています。 特に溺死者は15歳未満の中でも5歳~9歳 が多く、学校が休みの
3月に集中しやすく、 タイの子供は泳ぎが苦手で、溺死する子が一日約4人 いるとも発表しています。
そうなんだ~ タイの子供は泳げない子が多いとは、意外でしたねぇ~
そう、そう ワタシのタイ人を奥さんに持つ友人のお子さんも 水泳学校に通わせていましたっけネ。
そう云えば、日本の小学生では体育の時間に水泳の時間なんかが、時間割に入っており、簡単に
泳げるようになったのではなく、ちゃんと教育を受けていたんですねぇ~ 改めて実感いたします。(笑)

<タイではホテル以外でプールって見ないなぁ~>
タイ保健省では、約1,300万人の子供のうち泳げる子供は200万人しかいなく、15歳以下で泳げない
子供の割合は80%を占めているようです。 殆んどの子供が水泳を気軽に習えないことが問題視され
特に溺死者が発生している県の4歳~7歳を対象に、昨年から水泳の特別授業を行うと聞きました。
なんでも 保健省は、今後10年以内に7歳以上の子供は 全員泳げるようになることを目標に
掲げている、とか・・・ 15歳未満の死亡者 約20万人 (赤痢・コレラ・デング熱・腸チフスなど病気)
と合わせて、「防止できる事故に遭ってしまうのは、大人の責任」 と、訴えています。

<いつかはこんな光景も見られでしょう…>
タイ健康促進基金でも、既にチェンマイ、ウドンタニ、バンコクなど全国10カ所の学校を通し、夏休みの
間だけで6,000人以上の子供達に、12時間の水泳コースを受講させているんだそうですが、
今回の洪水被害で全国のアチコチで 「水泳教室」 が、はやりそうです・・・
これから 「水泳教室」 など水泳に関わるビジネスなんか面白いかもネ?


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



確かに 今の日本は、悪い面の欧米の後をいっているように思います。
今の中国のように、先進国を追いかけている昔の日本に懐かしさを覚えます。
若い人が貧しさを経験していないのは、彼らのせいでもないような気がしますね。時代の流れもあるでしょうし…
また その若い人を教育してきたのも60歳以上の人達も含まれますので、学力の低下
意欲の低下があれば、その責任の一端はあるでしょうね。
いずれ難しい問題だと思います。