タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイの首相も鼻高々です!

2010年11月06日 | タイの出来ごと、あれこれ
  
 タイの経済が好調です! 

先月末 タイ中央銀行は、今年のタイ国内総生産 (GDP) の伸び率の見通しを これまでの
6.5%~7.5%から 7.3%~8.0% に上方修正していたことを報告しています。 
インフレ率の見通しも、今年が2.8%~3.8%、2011年が3.0%~5.0% としていますネ。 

半年前 バンコク都心部を占拠したタクシン元首相派のデモ・暴動で、90名以上もの死者を出した、
反政府デモ騒動の時は、有識者はじめ これから  どうなることかと、誰もが案じていました…… 
今では、日本人観光客だけの来タイの回復は遅れているものの、外国人の訪タイは戻ってきましたしネ。

 
  <赤シャツのデモ隊で、一時はどうなることかと…>

まぁ~ リーマンショックの影響で昨年の実績が、低調だったことも要因でしょうが、世界経済 特に
タイの貿易相手国の経済が上向いており、タイの輸出が拡大されていることが大きな要因でしょう。 

好調な輸出で得た資金が国内に還流し、消費と民間投資を拡大させているようです。 中銀は、来年も
世界経済の改善が続き、3%~5%の成長が期待できるとしています。 さて、どうでしょう?

 タイ株式市場も今年上期、5月下旬にデモが排除されて以来回復に向かい、8月には外国人投資家が
買い越しに転じ、1日のタイ証券取引所 (SET) 株価指数は、前週末比18.78ポイント(1.91%)高の

 
     <アシアン国々の成長のお陰…>

1003.24ポイントで引け、SET指数終値が1000ポイントを上回ったと… 14年ぶりのことだそうです。
年初からの上昇率は36%にも達しています。 ドル安・バーツ高で、輸出額は目減りしているようですが、

GDPの構成要素の一つです。 が、成長率には まだ 大きな影響は出ておらず、むしろ 民間消費・
民間投資が大幅に伸びていることが 上方修正に寄与している、との発表もありました。

 でも アピシット首相って、幸運ですよネ。 反政府デモ騒動の後 世界経済の回復と自由貿易協定の
相手国の経済が上向きになって、どれだけタイ経済を助けているか… 「これもタイ政府が行なっている
経済政策が良いからだ!」 と、アピシット首相の声が聞こえてきそうです。(笑)

 
   <岡田元外務大臣と談笑するアピシット首相…>

確かに アピシット政権が、10月から実施している景気刺激策の多種なプロジェクトでは、2010年~
2012年度の3年間に1兆4,300億バーツが投入されることにもなっています。 タイの新年度は前年の

10月からですので、2010年度は前年から始まっているんですネ。 この刺激策を 「タイ・ケム・ケン」
 (力強いタイ・強固なタイ) な政策と呼ぶそうですヨ。 これを略して 「TKK2555」 とも表記されます。
2555年は仏暦での年号、すなわち西暦2012年のことですネ・・・ 
さぁ~ 同刺激策、現行の経済成長に拍車をかけるか、来年以降が注目です!  



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