タイでは今日28日は、陰暦6月の満月日にあたり、お釈迦様が生まれ (生誕) 悟りを開き (大悟)
そして 亡くなった (入滅) と信じられている、仏誕節 (ウィサカ ブチャー) と呼ばれる日です。
今では タイ人が寺院へあまり行かないと聞きますが、基本的に自分の誕生日と 年に三回ある仏教の
祝日 (万仏節―陰歴3月・仏誕節―同6月・三宝節―同8月のそれぞれ満月日) は、多くなりますネ。
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<今日は仏誕節という大切な日…>
正に、重要な仏教上の祝日となりますので、どのお寺でも 意味のある最も忙しい日となるでしょう。
それにしても 今日の仏誕節に、反政府デモ隊との衝突が解決されていて良かったですねぇ~ ホント!
きっと お釈迦様が導いてくれたんでしょう、 もういい加減にしなさい! と・・・
普段タイの人は、昔からこの三祝日には 午前中に寺院で寄進を行い、僧侶の読経で教えを聴き、日が
落ちる頃に ロウソク・線香・花を手に 祈りを捧げながら本堂の廻りを三周するしきたりがあります。
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<お寺や仏道を三周します・・・ ロウソク・線香・花の三点セット>
処で バンコク在住の老弱男女500人の内、月一回 寺院に行く人が215人しかいない、と宗教
関係者が嘆いていると聞いたことがあります。 日本では どうでしょう? 月一回行きます?
日本の場合、若い人を入れたら、215人という人数は年間でも出て来ない数字でしょうねぇ~
タイでは若い人の仏教離れが、結構 問題視されているようですが、実際 タイ統計局が、タイ全国の
13歳以上6万700人を対象に行った調査 (昨年10月) によりますと、信仰する宗教は仏教93.6%、
イスラム教5.4%、キリスト教0.9%という数字で、ほれほど以前と変わってはいません。
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<仏門に入る子供も少なくなっているそうな…>
ただ 昔と比較するとお寺に行く人が少なくなっているようです。 因みに イスラム教徒の割合は
南部32.4%、バンコク6.1%で、北部、東北部では0.1%以下でした。 参考まで…
寺院に行く… 行かないかは… 特に若い人にとっては、インターネットなどに代表される社会変化と
動向も大きく影響されると考えますので、これは単に仏教離れと言うには無理があるような気がします…
また 最近の三面記事でも、宗教界と僧侶の、レベルの低い、一昔では考えられない、事件が多く
起きており 一般人のお寺離れを云々を言うのであれば、宗教界の在り方も思慮する必要があるのかも…
仏門に入る男子の数、3年前は約500万人の出家 (短期を含む) が 昨年は半数の150万人とか・・・
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<短期でも仏門に入る人が少なくなっている、とか…>
それを見越して モラルの著しい低下に頭を痛めていた高僧らは、現に08年チェンライ県に開校された
仏教学校 「トリアム・サマネン校」 で、見習い僧侶らを対象にしたエチケット講座を立ち上げ、礼儀
作法などの指導を行っているそうですヨ。 タイの僧侶にエチケット講座とは、ちょっと笑っちゃいますネ…
折角 仏誕節の日にネガティブなお話しは良くありませんが、
これも現実で、日本も各国も抱える問題点に大きな差はありませんネ!
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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