プミポン国王のお誕生日となる12月5日が あと一か月と近づいてきましたが、国王の
お体を 心配し、入院しているシリラート病院で、快癒を 祈る記帳が続いているようです。
プミポン国王は、今月3日から、高熱と心拍数が高くなってか、感染症のため、胆のうの除去手術も
お受けになり、手術後の経過は順調と伝えられているとは言え、国民全員が 物凄く心配しています。
なにしろ、プミポン国王は 今年87歳という高齢を お迎えになり、近年は入退院を 繰り返して
おられますので、国民は気になって仕方ありませんよネ。 普段は フアヒンに静養滞在し 公務は、
王位継承権を 持つワチラコーン王子とシリントーン王女が、その多くの公務を 担っています。
もしもの事があったらと、高齢による将来への一抹の不安が、タイ国全国民に襲い掛かり、
国王入院というニュースを 聞くたびに、国民の心が締めつけられる思いだといいます。
現在 プミポン国王の入院直後から、政府要人や関係者に関わらず、入院先の病院には一般
市民の快癒を 祈る記帳の列が、途絶える日はないようですヨ。 こんな人まで現れました!
北部プレー県に住むハンプラコンさん 63歳 は、自宅から歩いてシリラート病院に駆けつけました。
ハンプラコンさんは、10月12日午前5時に自宅を 出て、11日間かけて、病院に到着しています。
入院中のプミポン国王のために、533キロの道のりを 歩いて病院に到着した後、すぐにロビーに
掲げられたプミポン国王の肖像画に、故郷から持って来た花を 献花して、快癒の祈りを 捧げました。
<歩いてやってきたハンプラコンさん (右)・・・>
歩いている途中、メディアからハンプラコンさんのことが報じられましたから、通り道の警察や
ボランティア団体らが、彼を ガードするように代わる代わる同行者が現れたそうです。また、沿道で
彼を 迎えた市民たちからは、自分の分も代わりに祈ってきてほしいと、多くの伝言も受けたようです。
プミポン国王が 即位されたのは、1946年ですから 68年もの間 国王の座に 就いていらっしゃいます。
世界で最も在位期間の長い国王であり、タイの歴史においても 非常に稀にみる長い期間の王位です。
長きに亘って、アジアにおける数少ない独立国であり続け、君主制を 継続してきたタイの王室と
日本の皇室は歴史的にも 非常に縁が深く、その両国の交流ぶりは つとに有名です。
プミポン国王も1963年5月に初来日し、当時の皇居仮宮殿で昭和天皇と会談を 行なって以来、
日本製品を 日常的に数多く使用することでも知られています。 また タイを 公式、非公式で
訪れることの多い秋篠宮文仁親王を 「我が子と同様」 であるとして、懇意にしておられます。
秋篠宮殿下は、皇室外交として、またナマズの専門家として、過去に何度もタイを
訪れており、ワチラコーン王子とは、「おい、お前の仲」 だそうですヨ。
このことも要因か、秋篠宮殿下と紀子妃殿下の8歳のご子息、悠仁様の写真が日本の皇位 継承順位
第3位と紹介されながら、何回かアップされ 可愛い! と、タイ人の間で話題になっています。
タイ国民のほとんどが親日家であると同時に、日本の皇室へも敬意も厚いですよねぇ~
タイに在中の日本人 我々も、プミポン国王のご容態が心配でなりません。
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プミポン国王は87歳、病気がちで、本来なら、引退されて、ホアヒンの離宮で、悠々自適な生活を送ってほしいところです。
日本でも、天皇陛下、美智子妃殿下ともども、80歳を超えて、体力の衰えが見え、公務を務めるのは気の毒な感じがしています。
今年の6月に、スペイン王室では、76歳の国王が生前退位されました。
健康上の理由のほかに、王室スキャンダルが原因だったという、やや不純な退位理由でしたが。
プミポン国王も1993年の軍部と市民との衝突を仲裁された頃までは「現役」でしたが、現在は、側近たちがいいようにプミポン国王の権威を借りているような感じがします。
個人的には、早々に、シリントーン王女に生前即位されて、ごゆっくりと余生を過ごされることを希望しています。
普通の人間には定年がありますが、王室には定年がなく、精根尽きはてるまで国民に尽くされるというのは頭が下がりますが、80歳定年制も考慮の余地があるのでは?
プミポン国王が、シリントーン王女に生前即位されるなんて、
国民も一番 願っているんじゃないですかね。
コメント、有難うございました!