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タイのパタヤが様変わりしている?

2008年02月03日 | タイの好きな所、良い所
来週からゴル達の一行が訪タイされますが、皆さん必ずパタヤへも行かれます。

ゴルフが中心ですから、バンコクよりむしろパタヤがメインでも、混みぐあい、料金、ゴルフ場の
アンジュレーションを思慮するとパタヤのほうが良いくらいです。

昔の昔、パタヤに当時では、高層建物であった「パタヤパレス」というホテルしか無かった、静かな良きパタヤのイメージがあるワタクシは、
今のパタヤはどうもピンと来ません。まして一時期、WHOでパタヤ・ビーチを「世界一環境の悪いビーチ」との悪評を貰っており、
尚更でした。もちろん 今では政府及びパタヤ市の改善対策の尽力で綺麗なビーチに戻り、悪評が嘘のようです。

今のパタヤへは年間360万人ほどの観光客が訪れるそうですが、一昔前の日本人ツアーには殆んどパタヤのツアーが
組み込まれていましたが、現在の日本人観光客はその5%もいかない10万人ほどでしょうか。

アジアのリゾートとして、アジア諸国からの観光客に人気があり、特に中国人、韓国人の団体観光客が目立っています。
ですが、この2年、3年は、ロシア人を中心にインド人、アラブ人という国々の人々も目立つようになったそうです。

パタヤは元来、ヨーロッパ人の避暑地でしたが、ベトナム戦争のアメリカ帰休兵が余暇を過ごす保養地として栄えた街で
元々は欧米志向が当り前。行きかう人が中国人・韓国人からロシア人に取って代わっても、ワタクシら東洋人にとっては、
街の雰囲気に違和感は感じ無いでしょう。

パタヤから車で約30分前後 南の所に、かつてベトナム戦争時に活躍した空軍管理のウパタオという本格的な軍事基地の空港があります。

今では、この空港に民間会社のバンコク・エアウエイズが就航していて、リゾート地であるサムイ島へ毎日2便(1時間)、
プーケット島へ毎日1便(1時間40分)がフライトしています。
以前は、カンボジアのプノンペンにも就航していましたが、現在は運休中のようです。

つい13日には、スワンナプーム国際空港周辺が靄(もや)のため視界不良となり、同空港に着陸するはずだった国際線3便と
国内線2便が、このウタパオ空港に臨時着陸しています。ですのでパタヤには本格的な空港があるわけです。

殆んどの観光客は、バンコクから新国際空港から陸路でパタヤへやって来ますが、資金成金と言われるロシアからの
旅行者は、ウタパオ空港にチャーター便で乗り入れ荷物制限が無い、こともあってパタヤでエアコン、冷蔵庫などの家電を
買い付けてロシアに持ち帰るそうです。最近の原油高でさらに勢いを増しているようです。

今一番お金を落としてくれるロシア人ですから、パタヤ市も観光業界もロシア人は大歓迎です。ましてアラブ人達と
違って、女性同士、カップル、ファミリーも多いので尚更です。パタヤにはロシア語の看板が目立ち、地元の有線テレビも
ロシア語放送をも流し始めたと聞きます。日本人が繁華街でケチっていると、相手にされなくなります。

これだけロシア人が多くなってくると、当然のことロシア人が絡んだ様々な事件も発生してきます。最近の報道でも、
商売絡みの犯罪、女性絡みのトラブル、殺人事件などが増えて来ているようです。パタヤは、今様変わりしています。
ゴル達一行の皆さん、ウオッカで酒盛りしているロシア人には近づかないようにご注意あれ!


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (えびぞう)
2008-02-04 19:48:19
山田さま

最初はこちらも欧米の方がよく履いておられるスポーツサンダルだろうと思っていましたら、ティショット待ちでサンダルを脱いでいるのを見たところ、ほんとに普通のサンダルでびっくりしました。

ゴルフセットも借り物のようでしたので、ほんとにツアーのついでにゴルフをしてみた・・・というふうに見えました。

スポーツサンダルをご用意なさるほどのお腕前ではなかったですしね・・・。
返信する
北欧系の方々 (山田)
2008-02-04 13:18:56
12月に訪タイし、シラチャのゴルフ場でプレーした時に聞いた話ですが・・・・・・

シラチャ・パタヤのゴルフ場では、アメリカ、イギリス、アイルランド人が御三家らしいですが、ハイシーズンには、北欧系の方々が激増するそうです。
(欧州の大国であるフランスやドイツ、イタリア人ゴルファーは極めて少ないです)
デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、アイスランド、オランダ・・・・です。
スイス人も多いようです。

アメリカ女子ツアーでも、北欧の選手が活躍していますが(スウェーデンのアニカ、2008年の賞金王有力候補であるノルウェーのぺテルセンなど)、北欧のゴルフ熱は高いようです。

12月には、リヒテンシュタインの方と偶然一緒にプレーしました。リヒテンシュタインは、スイスとオーストリアの国境にある小国です。
国内にはゴルフ場は無く、練習場があるだけなので、冬の間はタイでプレーし、夏は国境を越えてドイツのゴルフ場でプレーするそうです。

えびぞうさんのコメントに「サンダル履き」でプレーされる方がいる、というものがありましたが、誤解が無いように言うと、このサンダルはビーチサンダルではなく、スポーツサンダルと言うものです。靴底には、突起物があって、ゴルフシューズとして、広く使用されています。
日本人には馴染みが薄いので、ゴルフ場でサンダルを見ると吃驚しますが、欧米では結構ポピュラーです。
HCがシングルの方にも愛用者がおります。
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山田さん、えびぞうさん (nagaichi)
2008-02-04 10:17:56
コメントと補足説明を有難うございます。

ワタクシの知らない最近のパタヤが見えてきます。
返信する
パタヤ周辺のゴルフ場 (えびぞう)
2008-02-03 16:40:44
こんにちは!
パタヤ在住のえびぞうです。

年末からずっとパタヤ・シラチャ界隈のゴルフ場は連日300人を超す大盛況です。
仰るように、韓国人はもちろんですが欧米人がものすごく増えました。しかも非英語圏の方。

「せっかくパタヤに来たんだし、ゴルフでもやるか!」みたいな超適当な服装(サンダル履きとか)でお気楽ラウンドを休日平日問わずしはるんで、大混雑です。

バンコクのセントラルデパートやエンポリにあるような綺麗なクーポン食堂がこちらにも出来ましたが、ここもアジア系・欧米系観光客で満席です。

2009年にはセントラルデパートパタヤも出来ます。ビーチロードとセカンドロードにはさまれたエリアは再開発ラッシュで、どんどん綺麗なお店が出来ています。便利になるのは結構ですが、治安の問題が気に掛かります。
返信する
パタヤの現在・未来 (山田)
2008-02-03 14:30:04
パタヤのゴルフ場は、バンコクと違って、ハイシーズン(11~3月)は、オフシーズン(4~10月)の4倍以上のお客さんで満杯のようです。

シラチャ・パタヤ地区には20余のゴルフ場がありますが、連日超満員の盛況のようです。

欧米のガイドブックでは、パタヤ=ゴルフパラダイスという紹介が多いようで、近年、3~5か月、欧州が春を迎えるまでパタヤに長期滞在し、プレーを楽しむ方々が激増しているようです。
最近は欧米の中高年女性ゴルファーも激増中です。

ロシア人やインド人が増加しているのは事実ですが、やはり中心は欧米人です。

パタヤは、ホテル料金が安いB級リゾートとして、比較的低所得層の欧米人が多かったようですが、近年はリッチな方々が増加して、不動産や車を購入して、優雅な滞在をされている方が増えています。

管理人さんが書かれたパタヤパレスホテル(ソイ5と6の間)は8階建てですが、10年以上前に閉鎖されたものの未だに放置されたままです。何か事情が・・・・・・
ホテルの反対側には、パタヤドラゴンというショッピングセンターが建設中で、12月には、バンコクのスクンビットSOI39にある「SAMURAI」さんが回転寿司店をオープンしています。
日本人向けではなく、ロシアや欧米人向けのようです。

たしかに、パタヤの街は、1970年代から80年代が落ち着いたリゾートとして、休息に適した街だったかも知れません。
サンケイ新聞のバンコクやサイゴン支局長を勤めた近藤紘一氏が愛したオーキッドロッジ(現在はアマリ・オーキッドタワー)など、いい雰囲気のホテルがありました。

パタヤの未来ですが、従来の「男性天国」的な歓楽街から「ファミリー」向けの高級リゾートを志向しているようです。
お金を落とさない日本人ではなく、欧米の裕福なリタイヤメントやファミリー客がターゲットのようです。

★★ NEWSCLIP 2007年8月19日号に掲載された<パタヤの未来>を転載します。★★

スワンナプーム国際空港の開港をきっかけに、パタヤが急速に変化している。
中でも目を見張るのが、分譲マンションやホテルなど外国人向けの不動産の動きと、市によるインフラ整備だ。

新空港の開港は2006年9月だったが、その1年半前ごろから、国内外の大手ホテルチェーンがパタヤ市内の中小ホテルを買収。資金力にものをいわせて大々的に改修・増築、新たな拠点を築き始めている。
地場流通大手のセントラルグループはホテルにとどまらず、ショッピング・コンプレックスの開発にも乗り出している。ビーチロード沿いに建設中の「セントラル・フェスティバル・パタヤ・ビーチ」だ。(2009年2月開業予定)

これまでタイ人向けに一戸建て住宅やタウンハウスを建ててきた地場デベロッパーは、こぞってマンション開発に乗り出した。目当てはもちろん、「金になる」外国人だ。特にパタヤの南に伸びるジョムティエン・ビーチ沿いは、欧米人によって分譲マンションの価格が跳ね上がり、とうとう億ション(3000万バーツ台)も登場した。買い手は主に、資源成金のロシア人、ユーロ高で潤う欧州諸国の熟年層、そしてお決まりのアラブ人であり、かつて「金持ちの代名詞」だった日本人ではない。

市によるインンフラ整備も進んでいる。パタヤは周知のとおり、ベトナム戦争の余暇を過ごす米兵のために造られた街で、リゾートというより歓楽街としてその名を馳(は)せた。「排水はビーチに垂れ流し」が当然だったが、2000年前後から水質改善が始まり、今ではすっかりリゾートとしての海が蘇(よみがえ)っている。市はさらに、ビーチロードの電線を地下に埋設するなど、パタヤを欧米風の町並みに作り変えている。

パタヤが目指すのは「東洋のハワイ」。これまでの「男が遊ぶ街」から「ファミリーが楽しむ街」への生まれ変わりだ。先に述べたセントラルグループのビーチロード通りでの施設開発はまさに、パタヤの将来を見越しているといえよう。しかしそのファミリーというのは、不動産ブーム同様、決して日本人ではない。行政側が率先して、日本人や、薄利多売しか期待できない中国や韓国などから、収入源のメインを金持ち白人にシフトしているように感じてならない。

また日本人にとっても、パタヤは過去の観光地だ。一昔前なら、日本からのツアーには必ずパタヤが組み込まれ、ラン島に行って射撃をするのが人気だった。しかし今は、個人で行けば数分の1の料金で楽しめると誰もが知っている。パタヤが組み込まれるツアーは、全くと言っていいほどないのだ。

今も昔もパタヤは白人の街ではあるが、その中心は夜の歓楽街で「安く遊ぶ」白人であった。現在はしかし、そういった層の白人さえも少なくなってきた気がするほど、裕福な欧米人が昔の日本人に代わり、街の物価を確実に上昇させているのである。

パタヤは今後、妖しいオープンバーが劇的に減り、掘っ立て小屋のような土産物屋も一掃されて、ハワイのようなおしゃれな街になっていくだろう。
どのように変貌していくのか注目していきたい。
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