当ブログでも 今年はタイから日本で参戦する選手の活躍を よく話題にしています。でも
日本人プロがアジアンツアーで頑張っている若手選手も多く居るんですヨ。今日はその話題。
昨日 韓国で行なわれているアジアンツアーの「GS カルテックス メキュン(GS Caltex Maekyung)
オープン」の2日目が終わりましたが、出場者144人のうち 4オーバー65位タイまでの73人が
<浜本康介プロ>
決勝ラウンドに進みました。8名のタイ人プロが予選通過した中、浜本康介プロが32位
タイで2番手につけています。 日本でも、タイでも まだ聞き慣れない選手ですよネ。
彼のリーダーボードの横にはタイの国旗マークが付きます。そう、彼は日本人の父親とタイ人の
母親をもつ19歳の国籍はタイの選手なんです。タイで生まれ育ち、タイ語はもちろんのこと、
日本語、英語と3カ国語を流暢に話すトライリンガルなんです。立松里奈ちゃんと一緒ですネ。
<立松里奈ちゃん>
多くのジュニアたちが父親の影響でゴルフを始めます。浜本プロの母親は 多少プレーするようですが、
父親は全くプレーしないそうです。 そんな彼がゴルフを始めたきっかけは、なんと「みんなのGOLF」
というソニーのゴルフゲームだそうです。遊んでいたら、実際にプレーしたくなったので始めた
というから笑っちゃいます。そして、友人同士で練習をスタートさせて、力を付けたといいます。
一昨年のアマチュア時代は、世界アマチュアランキングは65位前後におり「東南アジア
アマチュアゴルフチーム選手権」の個人戦で優勝。国別対抗戦でも、タイチームの銀メダル
獲得に貢献。 浜本ジュニアは、タイのアマチュアゴルファートップ5に入る選手でした。
昨年 プロに転向。 今はアジアンツアーの下部、アジアン デベロップメント ツアー(ADT)を主戦場
としています。現在 浜本プロはタイ在住ですが、仕事の関係で父親は日本に住んでおり、年3・4回ほど
タイと日本を行き来し、日タイで家族の時間を過ごすといいます。今後、このようにタイにルーツを
持ち、トライリンガルで言葉を流暢に使いながら、日本人の名で活躍する若い選手が増えて来そうです。
<関藤直熙プロ>
そして 先月の20日、マレーシアで開催されたADTツアーの「PGM ADTペナン選手権」で、
優勝した21歳の関藤直熙(せきとう・なおき)プロ。 1打リードしてトップで迎えた
最終日を「68」でプレー、後続を1打差で振り切り 通算17アンダーで初優勝を飾りました。
広島県出身の関藤プロは、6歳からゴルフを始め 広島国際学院高校時代には、1年後輩の
金谷拓実くん(東北福祉大)と共に 活躍していました。 昨年、日本でプロテストに合格。
18年から同ツアーに本格参戦し、昨季は13試合に出場し、賞金ランキングは33位でした。
今季は2戦目での勝利です。 これは嬉しいでしょうねぇ~ 金谷くんに報告したのかな?
<高校時代の関藤プロ(左)と金谷くん(その右)
賞金ランクも5位に浮上。シーズン終了時点の上位7人までが来季のアジアンツアーに昇格できます。
年始に掲げた「ADTの優勝と賞金ランクでトップ7に入る」という目標に大きな一歩を踏み出しました。
同ツアーでの日本人選手の優勝者は、比嘉一貴プロが3月の「PGM UMW ADT選手権」で通算2勝目を挙げて
以来、今季2人目です。昨季は他に長谷川祥平・新木豊・水野眞惟智プロの4人がタイトルを手にするなど、
近年は日本勢の若手が、アジアを舞台に躍進しています。 日系の若手プロの応援も宜しくです。
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