占い師に 頼る政情、ウソのようなホントの話 ？

　　
　昨日、反政府派を 主導するステープ元副首相ら２千人以上が、３週間ぶりにデモ行進したようです。

シーロム地区などで行なったようですが、今日も午前９時頃からルンピニ公園を 出発、ラマ４世通り・
ウィッタユ通り・ペッチャブリ－通り・アソ－ク通り・スクンビット通り・ラチャダムリ通りを 行進し、
再度 ルンピニ公園に帰るデモ行進を 予定しています。　タイの日本大使館も警告していましたネ。

　

憲法裁判所が、２月２日の総選挙を 無効と判断したことに 元気づけられたのか、やり直し選挙も
認めない姿勢とインラック首相に対する退陣を 強めるデモ行進のようです。　29日もやる予定とか。

また、政府を 支持するタクシン氏派の団体 「反独裁民主統一戦線 （ＵＤＤ）」 も、憲法裁の判断に
反発し、４月５日に大規模な抗議行動を 行なうとしています。　国民同士の闘争だけは避けたいな。

　

　処で、タイの政治家が意思決定をする際に、占い師に頼るという話は 結構 有名です。　他の国でも
聞くことですが、２月の初めにタクシン元首相がミャンマーを 訪れたというニュースが流れました。

実際は、ミャンマーで妹のヤオワパー前下院議員と、その夫のソムチャーイ元首相らに会っていますがネ。

本当の理由は、ミャンマーの有名な占い師、サンザルニ・ボー師を 訪問したと噂されています。タイ人の
知人に言わせると、タイ政府と反政府デモ隊との間で、２月27日から３月３日の間に、何らかの合意に

　
＜サンザルニ・ボー師…＞

至ると28日に予言していたと言うのです。　すると 確かに ３日にバンコク封鎖が解除されています。
この予言を 聞いて、タクシン氏は安堵してミャンマーを 出国したとの噂です。　

　その知人は、もう一人当たり過ぎるという 噂のミャンマー人占い師、イーティー師がいると言います。

50代の小柄な女性ですが、映画に出てくる異星人 「ＥＴ」 に似ているので、こう呼ばれているようです。
なんでも、タクシン元首相のお抱え占い師として政権を 絶頂期に導いたとされ、大物政治家や軍人が
顧客に名を 連ね、密かにミャンマー入りしては 彼女に運勢を 診て貰うらしいですヨ。

　
　＜ミャンマーの占い師、イーティー師…＞

先月、タクシン氏は ヤンゴンのシュエダゴン・パゴダを 参拝し、悪運を 払う儀式を したとの報道が
世間を 騒がせましたが、お告げを 受けに イーティー師の元も 訪れたのかも知れませんネ。

イーティー師の予言では、タイでは今年いっぱいは 動乱が続くが、来年は希望の年になると言っているとか。
私個人は、占いなんか信じませんが、再度 デモ隊が活発化しそうです。　当たるも八卦、当たらぬも八卦。
明るいタイの将来を 描いてくれるんでしたら、信じたいですよねぇ～　　
　タクシン氏の気持ちも分かります。　　



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