航空業界が大変です！

　　
　日本も含めて、アジアでの今月の大きな話題と言いましたら、やはり　12月から
マレーシアの　“エアアジアの羽田乗り入れ”　でしょうネ・・・　吃驚しました！

羽田/クアラルンプール直行便が、キャンペーン価格で片道5,000円程度です、って・・・　
税金は別とはいえ、格安航空会社　ＬＣＣ（Low-Cost Carrier）　の低価格の設定によって、
これからの航空業界、どうなってしまうのでしょう？　

同便の運航は、出発/到着共　それぞれ　羽田/クアラルンプールを　火、木、日の週三日だそうですが
お客が増えれば便数も増えるのかも知れません。　（KL発午後２時４０分、羽田着午後10時30分。　
羽田発午後11時45分、KL着午前６時30分）　でも　他の国のＬＣＣも追随するでしょうから、

　
　　　　＜ますます　存在感が増してきたエアアジア…＞

アジアの国々の人達も、海外に行き易くなるでしょうし、良いことだと思いますヨ。　
我々にとっても、近隣諸国へ出かけたりするのに コストダウンも図られ、助かりますモンね・・・

日本・マレーシア両政府観光局によりますと、今年１月～７月に日本を訪れたマレーシア人は前年同期比
43.3％増の６万2,800人、１月～６月にマレーシアを訪れた日本人は1.8％増の18万6,603人との事ですが
両国の人達の行き来も　来年は更に伸びるでしょうネ・・・

　その格安航空会社大手　エアアジアのタイ合弁会社タイ・エアアジアの業績が良いらしいですネ、
４月～６月期の売上高が前年同期比24％増の26億6,400万バーツ　（約74億6,000万円）　となって

　
　　＜1993年設立、現在　51機で65都市を結んでいる…＞

最終利益が4,900万バーツ　（約１億3,700万円）　だったようです。　４月～５月の赤シャツによる
バンコクでの反政府デモ・暴動にも拘わらず、旅客数が11％も増えたと云いますからねぇ～

タイ・エアアジアはタイの国内線10路線、国際線14路線を運航しており、10月にはタイ南部プーケットと
東北部ウボンラチャタニを結ぶ路線も開設する予定のようです。　８月にエアバスA320型旅客機２機を
新たに導入し、運航機数は18機になったとか・・・　凄い勢いです！　

　また　今年の５月に英国航空業界の調査会社スカイトラックス社が発表した　「エアライン・オブ・ザ・
イヤー2010」　の格安航空会社部門では、エアアジアがトップに選ばれてもいましたモノね。

　
＜でも　あまりの乱立に低飛行になるんでは、と心配です！＞

つい先日　タイ国際航空は、シンガポールの格安航空会社タイガー・エアウェイズとの合弁で　「タイ・
タイガーエアウェイズ」　の設立を発表したばかりですが、飛行時間6時間以内の近・中距離路線を
対象とする　「リージョナル・エアライン」　の設立も検討しているとか…　

　そうなると　タイ国際航空が39%を出資している　「ノックエア」　の存在が気になります！　　
　乱立して　共倒れにならなければいいんですが・・・　心配になってきました。　　　　



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