タイ観光・スポーツ省が今年度9月までの外国人旅行者数を報告しています。 ビザ
無し入国など観光目的で1月~9月までにタイを訪れた外国人旅行者は5,688,035人でした。
完全な開国となった7月から100万人を超え、8月は1,174,743人、9月は1,309,115人でした。
日本人の9月までの訪タイ数は153,376人で、7月28,394人、8月39,297人、9月36,535人と、
9月は8月より減っています。 9月だけを見ると、日本人は10番目になっています。
ビフォーコロナでは、絶えずベスト3を争っていた中国・ロシアが消えています。
<TATとタイ観光・スポーツ省が発表する統計が多少違いますけど ・・・>
1.マレーシア 332,493人 6.韓国 58,552人
2.インド 116,386人 7.カンボジア 54,379人
3.ラオス 83,891人 8.アメリカ 38,704人
4.シンガポール 69,957人 9.豪州 38,041人
5.ベトナム 64,559人 10 日本 36,535人
処で、確か9月末にタイ政府観光庁 (TAT) は、今年度の残りの3カ月間を、自国の観光産業を
支援することを目的に、多くの日本人観光客にも来て貰うためのキャンペーン「It’s Time to
Go to Thailand」を開始するとしていましたけど、来年に延びたんでしょうか?
同キャンペーンのターゲットは、高齢者、個人旅行者、女性 または 家族グループ 等々で、
滞在を延長する旅行者には、主要なホテルやレストランからインセンティブや割引を受ける
ことができるとし、現地旅行社にとって日本人観光客へアピールできると謳っていました。
また、TATのユタサック・スパソーン総裁の見識では、最近の日本人旅行者の支出は、一人
あたり僅か 6,400バーツ(約25,000円)であり、北東アジア市場の中で最低らしいですヨ。
<ユタサック総裁>
どういう割り出しや計算をしているのか不明ですが、そんなことはないでしょう。もっと
支出していますよねぇ~ 総裁は、日本人観光客の一回の旅行あたりの平均支出を増やす
という目標も設定していると聞きます。 来年度は125 万人の日本人観光客に来て貰い、
少なくとも 750 億バーツ(2,925億円)の観光収入を期待しているようです。
そう言えば一昨日は、タイ内閣が条件付きで外国人の土地の所有を認める事案を承認しましたネ。
物件の価格も含め、タイ国債の購入など4,000万バーツ(1億5,600万円)以上の投資を最低
三年間維持するという条件を満たしていれば、バンコクとパタヤで1ライ(1600㎡=約484坪)
までの土地を所有できるようになるといいます。 外国人に条件付きで土地の所有を認める
目的は、世界の富裕層を誘致することにより経済と投資をアップさせる措置だそうです(苦笑)。
中国人には朗報かも知れませんが、欧米人が個人でこれだけの額を、銃所持と麻薬問題などを抱える
タイ国へ投資する人がいるのかな? イメージが悪くなっているので、まずは同問題を解決してからでしょ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます