タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイも日本も重大な社会問題です!

2008年12月10日 | タイの出来ごと、あれこれ
上智・同志社・法政・慶応・早稲田・東京理科・関西大学・・・等々、これって、どんな大学だか解ります?

そうです、ここ最近 大麻取締法違反で逮捕された学生の大学です。昨年一年間に全国の警察が大麻取締法違反容疑で
摘発したのは2,271人で、この内10歳代から20歳代の若者は過去5年で最も多い1,570人、全体の約70%以上を占めたと
読売新聞が報じていました。将来ある大学生・若者に、年々広がる大麻汚染、非常に深刻な社会問題となっています!

日本の大麻汚染の広がりは、インターネットの他に「レイブ」と呼ばれる野外音楽パーティーが若者の大麻の新たな温床と
なっていると見られているそうです。「レイブ」は深夜から朝までキャンプ場などでダンスミュージックを流し、多いときには
1,000人近くが集まり、密売人にとってレイブは客を探す格好のターゲットになるそうな・・・

大麻や麻薬では、タイも同様に苦慮している大きな社会問題で、過去にはゴールデントライアングルという、タイ・ラオス・
ミャンマーと三カ国が重なり合ったエリアに薬物の原料となるケシが栽培され、その場所で簡単に入手できたたり、寧ろ
タイの麻薬汚染問題は日本より先輩格にあたります。数十年前に比べ国内での麻薬生産は減りましたが、国境を接する
ミャンマー・ラオス・カンボジアから様々な種類の麻薬が流れ込み、長年の重大な由々しき問題となっています。

現在でもあるタイの大学内では、麻薬取引が行なわれていると聞きます。敷地内が広い大学内では人目につかない場所が
多く簡単に薬物の取引をすることが可能で、友人と共に大学の近くの下宿先やホテルに一室を借りてドラックパーティーを
行なって、警察に捕まっているケースもしばしばニュースにもなります。

タイの法律では、麻薬を所持しているだけで禁固刑を言い渡されるケースも多く、これは外国人、未成年者も対象となるそうで、
現在、タイ人の服役中の麻薬犯は6.4万人にも上り、麻薬中毒者も多いと聞きます。現実に、現在麻薬所持でタイ警察に
逮捕され終身禁固刑によって、パンクワン刑務所で投獄生活を送っている日本人も数人いるようです。

彼らを保護しようと民間団体の動きもありますが、罪が軽くなるほど甘くは無く、恩赦を待ちながら刑務所で長い間、
過ごさなければなりません。毎年、薬物所持で空港や飲食店で逮捕される被疑者は、年々増加する一方のようで、
タイ政府も的確な対応策を見い出せないでおります。

確か11月初めにソムチャイ元首相が来年1月までの90日間「麻薬取り締まりキャンペーン」を開始したはずですが、その後
ソムチャイ氏は首相を辞めていますので、その後どうなったんでしょう・・・? ソムチャイ氏の義兄であるタクシン氏が首相在職
当時の2003年に「対麻薬戦争」を宣言して麻薬の一斉取り締まりに大きな成果をあげたことは記憶に新しいかも知れません。

しかし取り締まり期間中に2,000人~3,000人といわれる麻薬容疑者が殺害され、軍・警察による超法規的処刑として、
国際社会の批判を浴びましたが、強硬な取り締まりに対する国民の支持は高く賛否両論だったようです。 でもこのくらい
思い切った施策を打たないと「麻薬」という様々な要素を含んだ問題は解決に向かないのかも知れませんよネ。

日本の若者の間では、「大麻はアルコールやタバコより害は無い」「病気にも効く」なんて誤った情報もあるようで、
日本の場合はこの辺から解決しなければなりませんネ!



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