タイでゴルフ友達になりましょ。

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残されるタイ人サッカー選手はどうなる?

2008年08月15日 | タイのちょっと気になる報道!
わぁ~ どうなるんでしょう? 英国サッカークラブ、マンチェスター・シティー! 朝日新聞も心配しています。(笑)

今 二つの問題が浮き彫りになり、タクシン元首相がオーナーとなっている同クラブを手放すのではとの憶測が乱れ飛んでいます。

一つは、タクシン氏が事実上 亡命したことによってタイにある700億バーツ(約2300億円)の資産が凍結され資金繰りの問題。
もう一つは、今回 亡命によってタイ最高裁から拘引状が出たことによってオーナーに相応しいかと取りざされていること。

タクシン氏は、昨年の今頃 約166億円でマンチェスター・シティーを買収し、その後も83億円をかけて選手集めをしたり
派手な振る舞いで欧州のサッカー業界を賑わせたりしましたが、既にスタッフの給料さえも払えるかと窮地に陥っているそうな。
我々にはこんな額の感覚が理解できませんが、欧州の人達、サッカー関係者は、さぞかし面食らっているでしょネ。ホント人騒がせです。

また イングランド・プレミアリーグでは、違法行為で有罪になった人物はオーナーや会長になれないルールがあるそうですが
一年前はパスしたプレミアの「適正テスト」に改めてタクシン氏をテストにかけることも検討している、と言われ始めています。
そんな、こんなで、彼の資金回収もあり同クラブを売却するのではと報じられています。

オーナーのタクシン氏に呼ばれ、英サッカー・プレミアリーグのマンチェスター・シティー監督となったエリクソン氏をわずか
ワンシーズンで解任したり、ロナウジーニョや中田英寿を獲得するのと、言い出したり、オーナーとは言えやりたい放題でした。
エリクソン元監督は、イングランド代表監督の経験もある大変な実力者だそうですが、成績不振がオーナーのご機嫌を損ねたと
噂されていました ・・・ 廻りの関係者は堪りませんネ。

元々は、タクシン氏自身の広告塔とする為にマンチェスター・シティーを買収したと言われ、オーナーとなることにより、
タイで大人気のプレミア・リーグはテレビ視聴率も高いことから、外国メディアへの露出を急増させて、タイ軍事政権を揺さぶり
タイでの存在感と人気の復活、復帰の待望論を浮上させることが大きな目的であったこととされていました。

が、この戦略も全て終わりでしょうか。数ヶ月前のある大学の支持率世論調査では、現サマック首相の28.5%を押さえて
タクシン元首相が42.8%でトップになったりしていましたのに・・・

タイでは、政治家や実力者が裁判沙汰になったり、実刑判決が出た場合に国外逃亡し、恩赦が出るまで海外生活を送るという
ケースが少なくありません。タクシン夫妻の場合、有り余る資産があるのでしょうから海外生活することには不自由は
しないでしょうが、確かタイ人の三選手もマンチェスター・シティーに入団しています。彼らはどうなってしまうのでしょう? 
いや マンチェスター・シティーそのものが今後の活動も含めて不透明になってしまいそうです。



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マンCをアラブに売却 (prius)
2008-09-02 14:59:09
【NEWSClip 9月2日】
タイのタクシン元首相がサッカーのイングランド・プレミアリーグのクラブ、マンチェスター・シティ(マンC)をアラブ首長国連邦(UAE)の投資会社に売却するもようだ。

タクシン氏は英国で事実上の亡命生活を送っていた昨年7月、マンCを総額8160万ポンド(約200億円)で買収した。今年2月にタイに自派政権が発足したため帰国したが、汚職疑惑裁判で有罪となる見通しが強まったため、8月上旬に一家で英国に逃亡。結果として、汚職捜査で凍結されたタイ国内の資産約 700億バーツ(約2200億円)を取り戻せなくなり、マンC売却で「生活費」を捻出するもようだ。
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