春節(旧中国)の連休が始まって一週間が経ちました。今のところ、中国人観光客の訪タイで
感染者増などの影響は無く、全体でも むしろ 感染者も亡くなった人も減少しているようです。
現行の入国ルールでは、全ての国からの外国人旅行者は陰性証明書の提示も空港検査も不要と
なっていますが、ここ数週間、全体でタイ到着後に陽性者は10人もおらず、一安心です。
空港到着時にランダムで検査しているのか、旅行者が自ら体調不良を訴えて陽性者が
出たのかは分かりません。タイ保健局が空港内では警戒態勢にあると聞いていますので、
タイ到着者に対してランダムに検査を実施しているのかも知れません。それにしても、
海外からの旅行者の感染者は高くなく、政府も国民もホッとした一週間でしたでしょう。
中国政府は1月8日に開国し、海外旅行も解禁されました。途端、日本はじめ韓国や米国や
英国などが水際措置を強化し、中国からの入国が厳しくなりました。処がタイ国は制限なしで
中国からも陰性証明書提示と空港検査も不要で観光客を受け入れています。水際対策を強化した
国々もタイでの感染拡大を不安視していましたが、何ら問題なく調子抜けの感じかも知れません。
アヌティン保健相は、してやったりでしょうネ。中国政府の開国が決まった当初は、中国人
旅行者を差別せず、全ての国の旅行者にワクチン接種と保険加入を求めていましたが、それが
<ピパット観光相とアヌティン保健相>
一転、やはり中国人観光客を意識してか、全ての国の観光客に接種も保険も不要としました。
この騒動を仕切ったのがアヌティン保健相でしたからネ。彼が一番 胸をなで下ろしているかも。
春節の期間中にタイ国を訪れる中国人観光客は約三万人と見られていましたが、実際はどう
なったんでしょう。来月6日には、ついに中国からタイ国への団体ツアーが解禁されます。
本番はむしろ これからであり予断を許さないでしょう。団体ツアーが解禁となれば、中国から
タイ国への直行便も続々と増えてきます。様子見だった春節の中国人観光客でしたが、2月
8日以降は、大量にやって来るでしょう。中国の旅行代理店では、中国を出発する前に
検査を受けるよう推奨しているとのことですが、そんなことで安心は出来ませんねぇ~
アヌティン保健相の本当の真価が問われるのは、月に数十万人となる2月以降でしょうネ。
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