タイ国内の新型コロナウイルス感染の広がり、どこまで進むのか 気になります。
サムットサコン県の魚市場での大規模クラスター発覚以後、各地でその余波の拡大が見え、
予断を許さない状況に ・・・ どうしても定期報告としてコロナの話が続いてしまいます。
昨日の時点で、前日から427人増え、累計5,716人となりました(死亡者60人)。そして現在、
治療中の患者数は1,578人となり 新たな死者が出ていませんが、回復率は72%と下がりました。
大規模なクラスターを発生させたサムットサコン県では、17日以降の感染者が千人を超え、
バンコク都でも9人に増えています。同県の隣 サムットソンクラーム県では昨日まで8人の
陽性者の確認だけで、同県の知事は23日から1月4日まで早期のロックダウンを決断しました。
<メークロン魚市場>
その13日間の期間、エンタメ施設やスポーツ施設、マッサージ店や教育機関などは閉鎖します。
ショッピングモールは、食品・薬・生活雑貨を販売する店や銀行など以外は、すべて閉店されます。
レストランなどは持ち帰りのみの販売で、コンビニなどでのアルコール販売も禁止となります。
同県には、タイ国内でも有数の規模を誇るメークロン魚市場がありますからネ。またタラート・
ロムフッブと呼ばれる線路市場もあり、世界でも珍しい光景に映り、観光地にもなっています。
知事が下したロックダウンに、漁業協会をはじめ魚市場関係者の会合で納得したそうですが、
大きな市場であることから、今後 この閉鎖によって魚介類の価格が高騰する恐れがあります。
<タラート・ロムフッブ路線市場>
それにしても、こうした時の県知事の判断のスピード感は凄いですネ。これは、感染対策として
タイ全土に「非常事態宣言」が出されたままでの成される技でしょう。強い指導力を発揮できる
態勢になっていますので、県知事が かなり思いきった対応措置をすぐに出せます。ですが、タイの
県知事には、バンコク都以外は休業補償などの権限はありませんので、国民は不平不満が募ります。
<ドンムアン空港>
せっかく、タイ国主要空港の国内線利用者が、11月は前年比8割まで回復しましたのにねぇ~
タイ空港公社(AOT = Airports of Thailand)が、管理・運営する6空港(スワンナプーム・
ドンムアン・チェンマイ・プーケット・チェンライ・ハジャイ)の国内線旅客数は約382万人を超え
前年同月比マイナス19.4%となって来たばかりなのに、またダウンして行ってしまうでしょう。
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政府によるタイ版「Go To トラベル」の旅行振興策が功を奏したのでしょうネ。ハジャイ
空港などは、今年に入って初めて前年比プラスに転じ、バンコクの玄関口 スワンナプーム
空港もマイナス3%と ほぼ前年並みとなるなど、国内線は回復基調にありました(国際線は
各空港共に前年比98%~100%減)。なのに、これで振り出しに戻ってしまいます。
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