「ゴルフは自己責任のスポーツ」として、父から少女時代の頃からマナーを厳しく
指導された山下美夢有プロ。こんなことも有ったそうです。 昨日からの続きです。
小学生時代に家族でラウンドした時のことで、バンカーからのアプローチをホームランして、
大きくオーバーしてしまいました。自分に怒り、その場でクラブを叩きつけてしまったそう。
直ぐに父の雷が落ち、“自分のミスだろ。なんで物や人に当たるんだ” と厳しく諭されたと …
<弟と共に厳しく指導された山下美夢有プロ>
このようなことは序の口で「ゴルフは自己責任のスポーツ」として、特に人と周囲に気遣い、
真摯に振る舞う大切さと感謝の気持ちを持つことを、幼い頃から教えられてきたといいます。
両親から「美しい夢が有る = 美夢有 みゆう」と名付けられた19歳の山下プロ。 優勝会見でも
“支えて下さったたくさんの方に『本当にありがとう』という言葉を伝えたいです” と、涙して
感謝の気持ちを述べていました。 強いだけではダメ、このようなプロに育って欲しいものです。
マスターズで松山英樹プロが優勝を決めた際、キャディを務めた早藤将太さんが、最終
18番ホールでピンを戻した後、コースに一礼したことが、世界中で絶賛されていました。
<早藤キャディの脱帽しての一礼>
私も高校球児でしたので、球場や練習場に出入りするたびに帽子を取って一礼するのは、
当たり前の事で何も感じませんでした。日本のゴルフ界でも よく見られる光景ですよネ。
それが、誰でも憧れるゴルフの世紀の祭典「マスターズ」のグリーン上での一礼は、欧米初め、
他国のファンからすれば、見たことも無い、とても謙虚に映った美しいシーンだったのでしょう。
<キム・シウー選手の行為は炎上してしまいました>
そんな伝統もあり格式が重んじられる舞台で 韓国のキム・シウー選手が二日目、14番で3パットを
叩いた際、パターを地面に強く打ち付け、曲げていました。その後3ウッドでパットしていましたが、
自分が思うようにプレーできず、ボールを池に投げ捨てる等、マナーを逸脱した行為が続きました。
すると世界のゴルフファンから「マスターズ史上、もっとも無謀で問題視されるべき行動だ」と
大批判を受けました。そんな流れもあった中で、同じアジア人である早藤キャディの一礼は、
<早藤キャディにあっぱれ!!>
なおの事 大きな反響を得たのでしょうネ。礼儀を重んじる日本のスポーツ界では、当たり前の
こととは言え、マスターズにて日本式の一礼が称賛されたことは、私らも誇りに思いますよネ。
誰がいつ どこで見ているか分かりません。 親御さんもレッスンプロもジュニアたちには、
「ゴルフマナー」だけは、厳しく指導してほしいものですネ。 私ら大人も気をつけましょう。
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こんな慣習とでも言うのか、キャディがピンを戻す光景をカメラマンが追っていなければ、このような大きな話題にはならなかったでしょうね。
陰の立役者が、オーガストに居たなんて言いたいですね。
そうかも知れません、ありがとうございました。