日本の感染が収まらないとタイとの行き来は無理！

　８月に入り、日本の感染者が増え続けています。何とかストップがかかりませんかねぇ～

タイ政府、本当は日本との観光客の受け入れを８月から３段階に分けて実施（トラベル バブル）
する予定でした。　それには日本で「新規感染者が収まっている」ということが条件でした。

　

それが今では …　昨日、午後10時現在で新たに1,358人が確認され、二日連続で１千人を超えて
います。止まらない現状を見ていると「感染者が収まっている」という条件が、空しく聞こえます。

条件が条件だけに ７月上旬以降、東京を中心に日本で感染者が多発するようになると、タイ
政府による「トラベル バブル」の話が、急速にトーンダウンしてきました。留保を余儀なく
されることになり、説明も少なくなり、実施に向けた準備も中断してしまいました。

　

そんな中、陽性者のエジプト軍人による「外出事件」が起こり、３カ月間以上も続く「非常事態
宣言下」で、大変な思いをしながら耐乏生活を強いられている国民から「今はまだ、外国人の
入国を簡単に認めるべきではない」とする声が強まってしまいました。当然そうなりますよネ。

「非常事態宣言」も８月まで１カ月延長されました。　そして、タイに約30万人から40万人
足止めされている外国人観光客の滞在許可（７月31日まで）を、９月26日まで猶予期間が
与えられました。　ということは、10月以降も 一般の自由な出入国は難しいでしょうネ。

　

タイには日本人が約10万人住み、５千社以上の日系企業が活動中です。ビジネスで日本と
タイを行き来できず、困っている日本人･タイ人が どれだけいるか、大変な人数でしょうネ。

今月から労働許可証の保有者とその家族、タイの教育機関に通う学生とその家族らの入国が
認められ、足止めとなっていたその人たちを乗せた特別便が、１日タイに到着しています。
（ただし、到着後は 指定されたホテルで二週間の隔離が義務付けられています）

　

今後、特別便は週１便運航（６日･13日･21日･27日）される予定ですが、タイへの入国を
希望する日本人が 既に２万人近くおり、当面は希望どおり入国できる状況ではないようです。　

９月も週１便で運航されるようですが、 搭乗の申請などは、在京タイ王国大使館で
行なっています。　そのホームページはこちらからです。

タイの観光庁スタッフは、“日本の感染者が収まらないと、いつになっても日本人の自由な
行き来はできない。日本人のコロナに対しての意識を もっと高めるべきだ” と、言われて
しまっています。　行き来できるようになるには、二国間の足並みが揃わないとダメです！！　　　


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