今日はシリキット王妃のお誕生日であり、タイの「母の日」でもありますネ。
1932年のお生まれですから 83歳になられました。
父の公務の為フランスに行かれた折に、当時 フランスにご滞在中だったプミポン王に見初められて、
1950年(62年前)に結婚なされ、ワチラロンコン皇太子、ウボンラット王女、シリントーン王女、
チュラポン王女の1男3女をもうけられました。 趣味はジャズ演奏、ヨット(お若い頃)とか。
プミポン国王は、チュラロンコーン大王(ラーマ5世)のお孫さんで、シリキット王妃も王室ご出身で、
王妃も大王のひ孫に当たるんですヨ。 知っていました? ご親戚同士のご結婚だったのですネ。
さて 5月末にタイ国立シリラート病院に入院されていたプミポン国王(87)が脳脊髄液の増加と肺炎で
治療を受けておられましたが、容態が改善しされたようです。 お二人でお祝いできるでしょうネ。
タイでは国王・王妃のお誕生日には、いつも 何らしかの記念イベントを行ないますが、今年は16日に
「バイク・フォー・マム」という政府主催のサイクリングイベントがタイ全国で開催される予定です。
政府は国民に対し、当日 シリキット王妃の誕生日の色である青い服を着用し、イベントに参加するよう
呼びかけています。バンコクではワチラロンコン皇太子が都内の43キロを自転車で走るそうですヨ。
処で シリキット王妃も、プミポン国王と同じく大変 ご熱心に、政務に就かれておられますが、特に
力を入れているのが慈善活動。1956年からタイ赤十字総裁を務められ、1975年には王立支援財団
「Royal Support Foundation」を設立され、貧困層の女性達の就業訓練をサポートしていることは
つとに有名です。その他にも全国各地に幾つもの職業訓練センターを設立なさっていますネ。
この最初の財団設立の翌1976年から、福祉活動などの功績を称えられ王妃の誕生日が「母の日」と
制定されました。 この日を境に王妃への敬愛を示し、自分の母親への感謝の気持ちをも表すように
なりました。 日本では「お母さん有難う」と感謝の気持ちが一般的で、カーネーションを贈りますが、
タイでは白いジャスミンの花と「お母さん、大好き」と書いたカードを贈るケースが多いようですヨ。
昨日 今日は、全国各地で王妃誕生日を祝う行事が催されますが、王宮エリアは勿論、官公庁や
街の学校、ビルや建物のエントランスには、王妃の写真や肖像画が飾られ、水色一色になります。
王妃のお誕生日は金曜日、そのラッキーカラーは水色なんですネ。(ご存知 国王は月曜日で黄色です)
王妃の写真などを飾るリボンなども水色になり、当然 多くの人が着る服も水色になっちゃいますネ。
シリキット王妃、お誕生日 おめでとうございます。 いつまでもお元気で!
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