ちょうど1年前の当ブログ(12日)で、今度 優勝してほしい女子選手は原江里菜プロ
と応援していました。でもやっと 先々週、7年ぶりに念願の優勝を果たしています。
明日から その原江里菜プロが所属するNECがスポンサーとなる「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」が
開催されます。ホストプロとして原江里菜プロの活躍が注目されていますが、今日は そのプロアマ戦。
日本女子プロの人気が高いことの大きな要因の一つが、このプロアマ戦にあるといいます。
普段から日本女子ゴルフ協会(LPGA)は勿論、選手のスポンサーやギャラリー、メディアに対する
意識が高いんでしょうが、プロアマ戦で、その力を発揮するようです。いかに同伴競技者(お客)に
満足して貰うか、そのことに凄くフォーカスして、この辺は男子プロとは大きく違うようですヨ。
翌日から本戦が始まるわけですから、自分の調整やコースの確認など やることが沢山あるはずですが、
まずはお客さん優先で対応します。原江里菜プロなどは急斜面に落ちた同伴者のボールを走って拾いに
行ったり、全員の残り距離をアドバイスしたりと、普段ラウンドレッスンしているプロに「見習うべきだ」
と言わしめているそうです。このような姿勢は韓国人プロはじめ、O・サタヤ選手も身につけていますネ。
ホールアウト後にサインを求められればしますし、予選落ちしようがしまいが、チャリティー
フォトやチャリティー販売にも協力し、メディの取材にも丁寧に答えています。
<プロだって大会のお手伝いをします…>
LPGAの指導の賜物でしょうが、原江里菜プロらは「誰がトーナメントの賞金を出しているのか」それを
よく解っているんでしょう。それで プロアマ戦でも徹底して喜んで貰おうという姿勢になるんですネ。
ファンや試合を見に来てくれる人がいて、賞金を出してくれる人がいて、活躍を報道してくれる人がいて、
初めて自分たちの仕事が成り立つんだと 解っているんです。女子プロ全員が同じ考えを持っているようです。
だからこそ、スポンサーが増え、ギャラリーも集まり、メディアの扱いも大きくなるんでしょう。
「ただプレーしていればいい、という時代は終わった」とあるレッスンプロが言っていました。米国の
LPGAでも、トッププロはプロアマ戦で同伴競技者に楽しんで貰おうと努力していますし、ファンサービスも
徹底していますよネ。 日本の男子プロも、ここのところを もっと理解してほしいと思いますが ・・・
これでテレビ放映もライブでやってくれると、もっと人気が高まるでしょうが、それは
出来ない事情があるようです。 長くなりますので明日に続きます ・・・
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150813-00000021-nkgendai-golf&pos=1
上記の文中に登場する天野勝プロは残念ながら、2006年に63歳で他界されています。
以下は、NHKのゴルフアナで有名な島村俊冶氏の追悼文です。
http://www.shimamura.ne.jp/column/060802.htm
これからも 宜しくお願いします。