先日の散策で、地下鉄スクンビット駅から南へ一つ目の駅クイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センター
(シリキット国立会議場)にあるベンジャキット公園で運良くバンコク大学の卒業式に出くわしました。
噂に聞く卒業式なんて、ワタクシらがなかなか垣間見ることなんか出来ませんのでラッキーな出会いです。バンコク大学は
有名私立大学で、お金持ちの学生が集まると聞いていましたが、ホント 裕福そうな子息、子女、家族でいっぱいでした。
ちょうど、タイと日本では、大学の卒業式の日程など大きく違うことをバンコク週報にも掲載されていました。
バンコク大学を例に取ると、2月末に最終試験がありその翌月に結果発表。卒業に必要な単位が取得出来ていれば、それで卒業と
なりますが、その時は日本のように卒業式の式典は行なわず、卒業式が実施されるのは、その翌年の2月だそうです。
なぜでしょう? ワタクシ思いますに、日本の大学の卒業式では、総代が代表して卒業証書を受け取りますが、タイの大学では
卒業生一人、一人に王族から卒業証書を手渡されます。当日は、進行役が名簿記載順に名前を呼び上げ、卒業生はその順番通り、
また 決まった受取り方、間合いで、自ら氏名の入った証書を受け取るため、周到な予行練習を行います。
この準備などに時間が必要な為に、数ヶ月後や翌年となるのでしょう。
全国の大学で卒業式が行われる訳ですから、王室の方々のスケジュールの都合があります。最近はプミポン国王自ら手渡される
ということは無いようですが、王族のどなたが出席・卒業証書を手渡されるかで大学の格も分かると言われます。
一般国民にとって、王族の方より卒業証書を手渡されることは、本当に誇り・名誉なことでありますので、本人より、むしろ親の方がたいへんです。
こんな理由もあり、卒業生のみならず息子・娘の一世一代の晴れ姿を見に来る家族、親族、友人なども集まり、卒業式は大イベントとなり
卒業生はアメリカ映画で見るようなガウンに帽子というスタイルでの記念撮影の連写、激写で、一層イベントが光ります。
この日のバンコク大学の卒業式も、一人の卒業生の廻りに最低10人前後の家族、友人が輪となって、会議場のキャンパス、
隣のベンジャキット公園で溢れる人達でいっぱいでした。特に親御さんの嬉しそうな顔、顔が印象的でしたネ。
タイの大学は国立大学が22、私立大学が51あるそうですから、王室の方々も大変です。
各大学の卒業式が、バラバラになるのもよく理解できます。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
(シリキット国立会議場)にあるベンジャキット公園で運良くバンコク大学の卒業式に出くわしました。
噂に聞く卒業式なんて、ワタクシらがなかなか垣間見ることなんか出来ませんのでラッキーな出会いです。バンコク大学は
有名私立大学で、お金持ちの学生が集まると聞いていましたが、ホント 裕福そうな子息、子女、家族でいっぱいでした。
ちょうど、タイと日本では、大学の卒業式の日程など大きく違うことをバンコク週報にも掲載されていました。
バンコク大学を例に取ると、2月末に最終試験がありその翌月に結果発表。卒業に必要な単位が取得出来ていれば、それで卒業と
なりますが、その時は日本のように卒業式の式典は行なわず、卒業式が実施されるのは、その翌年の2月だそうです。
なぜでしょう? ワタクシ思いますに、日本の大学の卒業式では、総代が代表して卒業証書を受け取りますが、タイの大学では
卒業生一人、一人に王族から卒業証書を手渡されます。当日は、進行役が名簿記載順に名前を呼び上げ、卒業生はその順番通り、
また 決まった受取り方、間合いで、自ら氏名の入った証書を受け取るため、周到な予行練習を行います。
この準備などに時間が必要な為に、数ヶ月後や翌年となるのでしょう。
全国の大学で卒業式が行われる訳ですから、王室の方々のスケジュールの都合があります。最近はプミポン国王自ら手渡される
ということは無いようですが、王族のどなたが出席・卒業証書を手渡されるかで大学の格も分かると言われます。
一般国民にとって、王族の方より卒業証書を手渡されることは、本当に誇り・名誉なことでありますので、本人より、むしろ親の方がたいへんです。
こんな理由もあり、卒業生のみならず息子・娘の一世一代の晴れ姿を見に来る家族、親族、友人なども集まり、卒業式は大イベントとなり
卒業生はアメリカ映画で見るようなガウンに帽子というスタイルでの記念撮影の連写、激写で、一層イベントが光ります。
この日のバンコク大学の卒業式も、一人の卒業生の廻りに最低10人前後の家族、友人が輪となって、会議場のキャンパス、
隣のベンジャキット公園で溢れる人達でいっぱいでした。特に親御さんの嬉しそうな顔、顔が印象的でしたネ。
タイの大学は国立大学が22、私立大学が51あるそうですから、王室の方々も大変です。
各大学の卒業式が、バラバラになるのもよく理解できます。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
タイでは、教育の機会均等なんて夢物語です。
裕福な家庭の子弟しか高等教育の機会はありません。
階級社会の是非を論じても意味がありませんが、タイが民主主義国家として先進国になりたいなら、教育の機会均等が徹底しないことには話しになりません。
タイでは大学の数が人口比で異常に少ないです。
日本のように多ければいいわけではないでしょうが。
タイ=学歴社会の象徴的な話があります。
「高卒の者の給与は大卒者の給与を上回ることがない(高卒ベテラン職員の給与は大卒初任給の下)」
「高卒者の職位は大卒者の職位を上回ることがない(高卒ベテラン職員の最終到達職位は大卒新採の下)」
「採用試験は同一であっても、出身大学によって初任給が違い、配置部署も昇進速度も異なる」
平たく言えば、大卒新人の若い女性が、採用後直ちに高卒中年男性社員の上司となり、より高い給与を得て、親子ほども年の違う部下を呼び捨てにして顎で使う、という状況が存在したのである。
タイは日本よりも長幼の序や男尊女卑は厳しいのであるが、学歴はそれらよりも桁違いに重い。
日本人が「仕事には経験も重要であるから、大卒だからといって新卒の人をいきなりマネジャーにするのはどうかな」とか「高卒であっても十分な経験を積み実績もある者ならば、大卒新採の上に置いてもよいのではないか」と言えば、「なるほど、日本人は学歴をまるで軽視するのだなあ」と感心されてしまうほどなのです。
学歴は、社会経験や職場での実績よりもずっと重要である、とタイ人は思っている。
真の学歴社会というものは、こうしたものであろう。
大学のランクというものも厳然としています。
国立大学が頂点に君臨し、その下に私立大学並んでいます。そして、国立大学の中の順位も明確です。
国立の方が私立より偉いとしたのは、法律や国が定めたものではないから、まあ、タイの社会的常識というようなものであろう。タイでは、だいたいにおいて官尊民卑の弊風が強い。
しかし国立大学の中での順位は、国が定めるのであるから、絶対である。試験の偏差値のようなあやふやなものではない。例えば「チュラロンコン大学が第一であり、タマサート大学は第二である」などと政府が定めるわけである。
大学入学試験は、いわば学部試験です。
つまり受験生は大学を受けるのでなく学部を受けるのです。
そして、例えば、試験順位1位から300位まではチュラロンコン大学法学部合格、301位から600位まではタマサート大学法学部合格、というように入学大学が決定されるのであった。(現在は試験制度が改正されたと聞いていますが、かつては上記のようでした)。
そうして企業の方も、チュラロンコン出身の学生の初任給が12,000バーツであれば、タマサートは10,000バーツというように差をつけるのであった。
これこそ、真の大学のランク、格差というものであろう。
同じ採用試験に合格しようがなんだろうが、出身大学の違いは重い。初任給も配属ポストも異なるのは当然と、彼らは思っている。 まさに学歴社会である。
でも、バンコク郊外やアユタヤの町では、英語はあまり通じ無いですね やっぱり、この辺が教育格差なのかなと、思います。
私、英語は良く分からないので、ちょと恥ずかしい思いも・・・
日本人は大学を出ている人が多いのに、どうして英語ができないのか?・・と。
返事に窮します。
卒業式の事を読んで内容はちょっと違いました。タイの卒業式って国立大学ならば王族から卒業証書を手渡されますが私立大学は学長から手渡されますよ~
バンコク大学は私立大学なので王族から卒業証書を手渡されますってちがいますよ。また理解してください。
そうでしたね、国立と私立は違いました。
これからも宜しくお願いします。