宇宙の神様がウイルスを使って人類に警告している？

　
　昨日、タイで新たに確認された感染者数は15人で死亡者はいませんでした。累計では2,854人。
累計死亡者は50人ですが、314人が治療中で2,490人は、すでに回復し自宅に戻っています。
これで、新規の感染者数は16日連続で二桁をキープ、４日連続で20人未満となっています。

新型コロナウイルス感染拡大に対して、タイ政府独自の封じ込め作戦が、これまでのところ一定の
成果をみせています。３月22日からバンコク都発令の大型商業施設･ナイトクラブ･マッサージ店

　
　＜完全に封鎖されたプーケット国際空港＞

などの「営業禁止」、26日からタイ全土に「非常事態宣言」と「夜間外出禁止令」を発令、そして
「アルコール販売禁止令」のおまけ付きです。　この矢継ぎ早の対応には面喰い驚きもしました。

『終わり良ければ全て良し』で 今のところ、新規感染者数は減少傾向に転じています。このため、
大きな経済損失を被っている各企業や個人経営者からは、規制解除を望む声が高まっています。

しかしながら、タイ政権は慎重な姿勢を崩していません。ここはシンガポールや北海道の第二波
感染の例もありますので、この姿勢は貫いてほしいですよネ。　もう少し辛抱と我慢が必要です。

　

しかし 今現在、新型コロナウイルスのパンデミック（世界的な大流行）によって、世界で約279万人に
感染し、19万６千人の人を死亡させています。まだまだ続き、50万人が亡くなるだろうとも言われて
います。この「ウイルス殺人」は 人類への復讐ですネ、きっと。タイではこんな現象が起きています。

　
　＜海に向かうウミガメの子供たち＞

世界中で人々が活動を停止する中で、ウミガメの繁殖が増える等、野生生物の活動が活発化
しているといいます。タイ南部のビーチには世界でも有数のウミガメの営巣地がありますが、
プーケット島で見つかったウミガメの巣が11カ所にも上り、この20年で最も多かったとか。　

また、やはりタイ南部のリボン島沖の海で22日、ゆったりと泳ぐ30頭以上のジュゴンの群れが
発見されています。また 同じく今週、最大体長２メートル、体重は900キロにもなる世界最大の

　
　＜ジュゴンの群れ＞

カメ・オサガメが、砂浜に記録的な数の巣穴を作ったことが伝えられました。観光閉鎖により、
旅行者など人々の減少は、海や川に住む野生生物に、大きな恩恵を与えているようです。

ウミガメやジュゴンだけでなく、この海域に生息するイルカなど全ての海洋生物、さらには、
そうした海洋生物の餌になるヤドカリなどの生物も個体数が増えているといいますからネ。

　

これは長期的にも海洋保護の環境に好影響を与えます。タイの都市封鎖などで人の動きが止まった
影響で、海洋生物が再生する時間が生まれ、環境に長期的な効果をもたらす結果となっています。

人間はこれまで身勝手にも、様々な生物と自然を犠牲にして生きて来ました。　“このままではいけない、
地球が滅ぼんでしまう“ と、『宇宙の神様』が 反省を促すために、ウイルスを使って警告しているような
気がしてなりません。　そして、人類と他の生物の共存共栄も訴えているのでしょう ・・・　　　



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