当ブログでも先月14日に書いたトゥーンさん(38)のチャリティーラン、ついに完走しましたネ!
人気ロックバンド「ボディスラム」のボーカリスト、トゥーンさん(本名・アーティワラー・コンマーライ)が
タイの南北2,000キロ以上を縦断しながら7億バーツ(約24億円)という寄付金を集めるというチャリティーラン。
11月1日にタイ最南部のヤラー県ベトンを出発し、約1,300キロで12月4日にバンコクに
到着。ゴールの最北部チェンライ県メーサイに予定通り、昨日の25日に完走し到着しました。
メーサイに到着した時は、待ち受けた数千人の出迎え、タイのテレビ各局もトゥーンさんの
ゴールシーンを生放送で中継していました。インターネット上には「タイの真のヒーローだ」
など多くの賞賛の声が寄せられました。 しかし55日間でよくも24億円も集めましたねぇ~
日本テレビが毎年行なっている「24時間テレビ・愛は地球を救う」という活動でも、昨年10月
1日から今年9月30日までの1年間に寄せられた献金総額は7億円弱と聞きますからねぇ~
初めて聞いた時は 眉唾ものと思ってしまいました。 それが最終的に、寄せられた寄付金の額は
目標の7億バーツを大きく上回る11億8,400万バーツ(約41億円)に達したといいますからねぇ~
トゥーンさんのチャリティーラン(寄付金活動)の支援の目的は、資金難で医療機器などが
不足している11県の11の国立病院に最新医療機器を寄贈することだそうです。 立派です。
タイの地方病院では、治療に必要な医療機器が充実しておらず、小病が大病になったり、助かる命が
亡くなったり、バンコク都内の病院と比較して十分な治療を受けられない人々が大勢います。平均寿命が
日本よりも10年以上早いのも、この地方病院の設備や医療機器不足も要因の一つと言われています。
スタートした当初は「売名行為だ」などの批判もあったり、集まった寄付金に対し7%の税金が
課税されるというデマまで流れる始末。政府はデマを流した者に法的措置を取るとしていました。
プラユット首相もチャリティーラン開始当初からトゥーンさん支持の発言を続け、12月
4日に到着した時には、タイ首相府にトゥーンさんを招き、自ら寄付金も手渡しています。
すると、インターネット上には、政府が不要な兵器の購入に散財し、しわ寄せが来た医療予算の
不足を、トゥーンさんが体を張って埋めている という声まで飛び交い、首相は苦笑いです。
その後、けがや疲労に屈せず力走するトゥーンさんの姿が多くのタイ国民の共感を呼び、沿道には
連日、多くの人が集まり寄付金を渡したり、声援を上げるなど、多いに盛り上がっていましたネ。
トゥーンさんは走るだけでなく、行く先々で人々と交流し、イベントに参加するなどし、気さくな
振舞と強い意志に国民の支持を集めました。 「トゥーンを首相に」といった声まで上がっているよう。
日本でスマップの一人が、55日間で24億円を集められますかねぇ~ タイのチャリティに驚きました。
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