タイと日本の平均寿命の差は？

　昨年の日本人の平均寿命が、また　前年を上回った、というニュ－スが流れていました。

　なんでも男性が79.29歳、女性は86.05歳で、それぞれ0.10歳、0.06歳上回り、3年連続して過去最高を
更新したそうな・・・　厚生労働省によると、女性は24年続けて世界で最も長寿で、男性は4位との事。
がん、心疾患、脳血管疾患の三大疾患による死亡率が下がったことが、長寿が伸びている要因だとか・・・

　世界からみると、女性は日本の次に香港85.5歳、フランス84.3歳と続き、男性のトップは、アイスランド
79.6歳、スイスと香港が79.4歳、そして日本と続きます。もし日本人が三大疾患による死亡率が
半分になると、男女とも7歳前後の寿命が延びるそうですから、一体いくつまで延びるのでしょうネ？

でも　ゴルフまで出来なくとも元気で過ごせなければ寿命が延びてもねぇ～　
寝たきりでは、廻りに迷惑もかけ自分も嫌でしょう、共に老人医療施設・年金問題・老人福祉介護・
家庭問題なども更に良くならなければ寿命が延びても、痛し痒しですよネ・・・
しかし　男性も　「人生80年」　の時代になりました！

　タイの平均寿命はと言うと、男性67歳・女性73歳前後ですから、日本の約一回り12歳違います。
日本では100歳を超える高齢者が3万6千人いるようですが（内86％が女性）、タイではで4,000人余り
と聞いています。　そんな中、お隣の国ミャンマーでこんなニュースが流れました。

　日本の田鍋友時さんが先月16日に亡くなり、公式に世界最長寿者は英国の113歳になる男性、ヘンリー
アリンガムさんとなりましたが、地元新聞の報道によりますと、ミャンマーに117歳の女性、ドウ・ミャ・
チーさんがいると言うのです。平均寿命がタイより低いであろうミャンマーで117歳とは驚きです。

宗教的なお努めに専念する以外、日々の生活は普通に過ごし、健康上　酸っぱいモノは食べないように
しているとの事で、今は未亡人となり理想の男性は「年上の人」だとか・・・　＜居ないちゅう～の！＞（笑）
でも　これが本当なら誰かギネスブックに登録してあげればいいのにネ。

　話はタイに戻りますが、タイも医療の向上で平均寿命が76年（33年前）から06年に比較すると女性が
66歳～70歳に、 男性は64歳～68歳に伸びたという報告もあります。因みにタイ人の死亡原因は1位が
老衰、2位が心臓病、3位が癌だそうですが、保険制度の遅れもあり、お金持ちほど長寿と聞きます。

が、医療制度の向上も手伝って、国民の健康状態も良くなっており、また　出産時における新生児死亡率も
1,000人当たり、90年43％、00年26％、05年20％、昨年11.3％と減少しているようですから、この点からも　
まだまだタイの平均寿命が延びる改善余地はあるでしょうネ。
（因みに、日本の新生児死亡率は、3％を切っています）


追伸：同ブログは、朝に更新するようにしていますが、16日からタイに入りましたので、日本の読者の
　　　方々には、ワタクシが書き込んだ二時間遅れの発信となりますので、悪しからずです。



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