タイ全土で、国民の不買運動に発展しているレッドブル創始者の孫が引き起こした
「ひき逃げ事件」。不起訴になったことについて、プラユット首相も “不明瞭な点が
多く納得できない” と6日、関係当局に再調査を指示するまでになりました。
事件から もう8年も経つんですねぇ~ エナジードリンク「レッドブル」のオリジナル
飲料である「クラティンデーン」をタイで開発した故チャリアオ・ユーウィッタヤー氏の孫、
ウォラユット容疑者が、2012年9月3日に警察曹長をひき逃げ、即死させた事件でしたネ。
当ブログでも書き、ご存じの人も多いと思うな。でも簡単な事件の経緯など触れときます。
3日の早朝、ウォラユット氏(当時27歳)は、大量のアルコールと少量のコカインを飲用
しながら、猛スピード(時速177キロ)でフェラーリ車を運転し、警察曹長を跳ね飛ばしました。
これらの様子は防犯カメラの映像、その後の鑑識調査の結果などで、全ての証拠が揃っています。
ウォラユット容疑者は、保釈金50万バーツ(約170万円)を支払って保釈しながら、遺族にも
300万バーツ(約1,020万円)を補償。示談を成立させ、民事裁判も起こされませんでした。
関係者が口を閉ざしてしまい、検察側も容疑者に対する告訴を取り下げることになりました。
<葬儀に出てきたウォラユット容疑者>
同一族がタイでも有数の大富豪であることから、”金持ちを優遇している内容だ” と批判が集中。
国民は、金の力に任せて 容疑者が事件から罪を逃れようとした流れが、許せないのでしょう。
逃れ方が余りにも姑息過ぎます。事件当日、彼が豪邸に戻っていたところを捜査官が入ろうと
すると、門番が拒否。数時間後、使用人である運転手が出てきて、“自分が運転していた” と
自首します。が、事故現場の状況が全く説明できず、直ぐに身代わりとバレてしまいました。
<逃亡に使われたプライベートジェット>
逮捕されると、飲酒については自宅に帰ってから、“気持ちを落ち着かせるために飲んだもの”
コカインについは、“歯の治療で使用していた麻酔が残っていた” と噓八百を並べていました。
12年内に 何とか訴追できたのですが、罪状認否を確認するための裁判所からの出頭命令を
8回も拒否。ついに裁判所も17年4月に逮捕令状を発行しました。ところが、今度は逮捕
令状が発行される直前に、プライベートジェットでシンガポールへ逃亡してしまいました。
悪あがきは まだまだ 続きます。 長くなりますので明日に ・・・
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ウォラユット容疑者が警察の車に乗り込むとき、警察官の肩に左手を掛けた行動に違和感を覚えました。
容疑者が警察官の肩に手を掛けますかね?馴れ合い?
舐めてる?警察官が優しい?
https://bangkokshuho.com/thaisocial-743/
ネットの声ですが・・・「定年退職前に辞めたら退職金が減るだろうな」と言う声に対し、「レッドブルから大金を貰っているから、退職金なんて要らんだろう」と返されています。
しかし、犯人は海外に滞在中なので、どうしようもなさそうだが?
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2a941260c6329001afc55204e2baf4e96cb90c3
警察が検察庁の決定を覆したようだが、検察庁のメンツはどうなりますかね?
まあ、検察の関係者は皆さん辞職されたんで、無罪放免かな?