バンコク都も今日からお酒の販売禁止です！

　
　昨日のタイ国内での新たな感染者は54人（累計2,423人･死2人）で、ホッとしていたら、
バンコク都でも今日から20日までお酒の販売を禁止するというお達しが出ました。慌てて
ビールを少し買いだめです。昨日の今日ですからねぇ～　 いつも慌てさせてくれます（苦笑）。

昼間でも不要不急の外出を控えるよう指示し、22時から４時まで夜間外出禁止令を出しても、
一部のタイ人が集まって酒盛りをしていることが、政府は気になっていたようです。既に実施

　

している県もありましたが、バンコク都でトータル11県がアルコール販売禁止となりました。
東部のチャチュンサオ県では、屋外での飲酒も禁止する、と県知事が命令を出しています。

最初に販売禁止を打ち出したのはパタヤ地区でした（３月31日から午後６時～午前６時まで）。
パタヤは人口の割にはアルコールによる犯罪が多いですからネ。治安の悪化を心配されます。

非常事態宣言や夜間外出禁止令を発動した後でも、若い男女が集まりアルコールと覚醒剤を
飲用しながらパーティーを開催していた、いくつかのグループが、地方で逮捕されています。

　

禁止令を出しても こうなら、“まずはアルコールの販売を禁止してしまおう” ということ
でしょう。「人は言うことを聞かないもの」という性悪説に則った、いつもの戦法です（苦笑）。

COVID－19 感染拡大により、商業施設の休業や営業制限のため雇用が大幅に減少中です。
失業した人、大きく減収したひと、そして新たな仕事を見つけられない人も少なくありません。

　
　＜治安が悪化すれば警察や軍も出動するでしょう＞

仕事が見つからず覚醒剤の販売に手を出す者も出てきています。　どうしても安酒を飲んで気が
大きくなり、犯罪に走る者も出てくるでしょう。アルコール販売禁止は治安悪化の防御策の一つです。
この時期のアルコール販売禁止令は、お酒好きには辛いでしょうが（私か）、適確な判断だと思います。

日本では「緊急事態宣言」が発令されたのに、国と東京都の足並みがそろわず、今だに 臨時休業して
もらう業種が決まっておらず、 今日 発表されるとか。　「こんなこと決めてから宣言を発令しろよ」

　
　＜首相の座も狙っているという噂話も ・・・＞

と突っ込みたくなりますよネ。　相変わらずのモタモタ政権で、安倍首相の評価もガタ落ちです。
逆に株を上げているのが、小池百合子東京知事かも。今回はリーダーシップを発揮していますよネ。

日本とタイでは、政治も文化も違い、また日本では憲法上の制約がありますから、日タイを
比較できません。が、タイ政権は矢継ぎ早に施策や方針を打ち出しているのを真面に見て
いますと、日本は何とも言えない歯がゆさを感じるのは、私だけでは無いでしょうねぇ～　
タイ政権の進め方には、様々な問題はあるでしょうが、日本が日本だけに痛快さを感じてしまいます。　　


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