今日の5月31日から6月6日まで、世界保健機関 (WHO) が定める 「世界禁煙デー」 ですネ。 1989年
5月のWHO総会で、毎年5月31日を 「世界禁煙デー」 とすることが決議されました。 ですので、全世界で
タバコの害を 訴えるイベントが 目白押し。 WHOから禁煙の模範国と されているタイでも、しかりです。

<WHO本部 スイス・ジュネーブ…>
WHOでは 毎年違ったスローガンを 掲げて禁煙運動を 推進していますが、今年のスローガンは 「命を
守る政策を!」 「たばこ産業の干渉を 阻止しよう」 だそうです。 趣旨は、タバコが健康に 悪影響を
与えることは 明らかで、禁煙は がん・循環器病等の生活習慣病を 予防する上で重要と 訴求します。
禁煙の模範国であるタイは、昨年の 「世界禁煙デー賞」 にも、ジュリン保健相が タイと東南アジア全域に
おけるタバコ消費問題への取り組みが高いと評価され受賞。 世界に おける喫煙者人口の増加を
受けて、WHOでは このような賞を 設けながら、各国に 非喫煙者の保護を 目的に禁煙を 訴えています。

<タイでも女性の喫煙が…>
タイ統計局の発表は、定期的に 喫煙している15歳以上のタイ人は、全体で18.4%、男性が36.1%、
女性が1.7%で、一日に 吸う本数は 平均10.8本。 10年前に 較べると、全体で4.4% 男性が6.8%、
女性で0.7% と 減ってはいますが、やはり 若者 特に 未成年者の喫煙が大きな問題でしょうネ。
一方 タイたばこ専売公社の報告は、11年度のたばこ販売量は 前年度比の40億本、14%増の325億本と
伸びています。 売上高は621億バーツ、最終利益は57億バーツになり、12年度は売上高629億バーツを
目指す と しています。 が、保健省から専売公社へも 未成年喫煙者への対策を 指摘しているようですヨ。

<どこの国でもタバコは問題…>
因みに 昨年 日本の喫煙率は、全体で24%、男性が36%、女性は12% と 女性の喫煙率が高いですネ。
売上げは 減ってはいますが、日本も 20歳以下の喫煙が問題で、成人者と 余り 変わらないかも ・・・
日本では、法的に 許される喫煙最低年齢と 法的に 許される購入最低年齢が20歳となっていますが、
タイでは 購入最低年齢が18歳となっており、喫煙最低年齢は 明確に 謳われていないようですネ。
世界禁煙デーなんで、もう少しタバコの話を ・・・ 明日に 続きます。

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