整形コンテストに 果たして 何人くるのかな？

　　
　タイで行なわれる性別適合手術 （性転換手術ーSRS） の技術は、世界でもトップレベルと言われ
且つ 金額的にも安いので、世界各地から手術を 受けにやってきます。　日本人も多いですヨ。

ここ何年も、バンコクでは整った設備と技術、そして安い医療費を 武器に、メディカル ツーリズム
（医療ツーリズム） の受け入れを 推進してきました。　昨年あたりからは、「整形ツーリズム」 を
推進しようと、整形外科医や業界団体が 政府に支援を 要請していました。　それが形に ・・・

　

タイ政府観光局が、世界から美容整形手術を 受けたい女性を 募集し、上位３人は無料で顔の美容
整形手術が受けられるほか、優勝者には豪華旅行と５千ドルの賞金も贈られるという 「エクストリーム・
メークオーバー」 と題されたコンテストを 行なうそうです。

　まぁ～ タイは世界で一番 コンテストが多い国と言われていますが、いくらメディカル ツーリズム
（医療観光） 振興の一環とはいえ、随分と 変わった観光振興策を 打ち出すもんですねぇ～

　

なんでも、応募資格があるのはタイ人でない25歳～45歳の女性で、１カ月間 タイに滞在できる人で
複数の角度から写した顔写真や健康状態に関する情報、整形手術を 受けたい理由を 書いた作文などを

提出する必要があるようです。　受賞者は医療関係者や外科医の審査委員会の選考と一般投票に
よって決まり、上位３人の発表は５月７日が予定されているとか。　どのくらい集まるんでしょう？

自分の直したい部分を 公開して、手術前後の写真なども世界に流されるでしょうから、相当の
勇気が必要ですヨ。　その後もタイの広告塔にされるでしょうからネ、集まるのかなぁ～

　

現在でも、欧米や日本の先進国からタイの医療サービスを 受けに来る人々は多いんですが、昨年などは
メディカル ツーリズムで訪れた外国人は、92万人～120万人にも上り、これは世界市場の約10％あたるとか。
このコンテストは、メディカル ツーリズムの振興を より増やそうという目的で行なわれるようです。

タイはメディカルツーリズムで世界を リードする存在という評価ですが、政府の支援策が業界の成長に
大きな効果を もたらしているんでしょうネ。　国のバックアップ、これほど強いものはありません。
しかもタイの美容整形手術の費用は、先進国の50％～70％だといいますから尚更ですネ。　

　

　余談ですが、夜のお散歩の時に 整形の費用を 女性に聞いたことがあります。　鼻が１万バーツで、
豊胸が４万～６万バーツと言っていました。　日本に比べるとかなり安いでしょ。　ちょっと心配に ・・・
　「エクストリーム・メークオーバー」 コンテスト、これも タイならではの企画です。　　　



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