タイでゴルフ友達になりましょ。

ゴルフをしながらタイの豆知識・エピソードを発信するプログです。チョット得する、心が元気になる、そんなブログにしたいな?

WHOが中国シノバック製ワクチンを承認した理由?

2021年06月04日 | COVID-19 関連
 タイの人達も懐疑的な中国のシノバック社製ワクチンを世界保健機構(WHO)が承認しました。

先月には必要なデータ不足ということで承認されませんでしたが、今月に入りOKが出て、
同ワクチンを勧めているタイ保健省も喜んでいるよう。これで益々 推奨してくるでしょう。

世界的にコロナウイルスのワクチンが不足しており、発展途上国との格差が生じている中、昨年
発足され、途上国へのワクチン普及を進める「COVAX(コバックス)」においてもワクチンが不足
しているので、急遽 承認したようにも伝えられています。コバックスはWHOが主導しています。

 
 <COVAX = コバックスから届くワクチンは好評?>

事情はどうであれ、有効性があり副作用に問題が無く同ワクチンを希望する人が居れば
良いわけです。ただ、これまで、“必要なデータを提出すれば承認する” としていましたが、
中国側が一切それに応じていなっかただけに、欧米諸国では気になるところでしょう。

一般的には、シノバック製ワクチンの有効性は 51%~84% と言われており、他社のワクチン同様
副作用なども散見されていますが、そのエビデンスが十分でないようです。 WHO としては、
“同ワクチンの利点は通常の冷蔵庫で保管できる” としており、コバックスでの扱いに好都合です。

 
 <シノバックのワクチン>

WHOは18歳以上の成人に対しての使用を認可しており、シノバック接種は四週間の間を
置き、二回の接種としています。  重篤者への有効性は、95%以上だとしています。

WHOのテドロス事務局長も、“貯蔵が容易なことから、貧困国への配布に適している。ワクチンを
必要としている人たちへ 迅速に届けることが、現時点では最も重要だ” とコメントしています。

 
 <テドロス事務局長>

ですが、60歳以上のエビデンスも多くなく、高齢者に対する有効性が明確ではありません。
ただ WHOとしては、シノバックが世界各国で接種されてきた実績から、高齢者に接種しても
問題ないと判断、承認という結論に達したと聞きます。 でも余りにも急でしたよネ。 

実際、すでにアフリカ諸国・アジア諸国・中南米諸国を中心に供給されており、5月末時点で
6億回分を超え、このうち4億3,000万回分が、すでに接種されたといいます。 結果、コロナ
ウイルスのワクチン接種によって、重症になったり、死亡するリスクは減っているようです。

 
 <女優のチョンプーさんも>

これまでアヌティン保健相兼副首相自ら、また著名人らがシノバック製ワクチンを接種して
安全性を訴えてきましたが、WHOから承認が出たことで、強く国民に勧めてくるでしょうネ。
各人が、納得して接種するのであれば、良いだけです。でも個人的は接種しませんけどネ(苦笑)。  


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです  


  タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト


最新の画像もっと見る

コメントを投稿