アジアにおいて、韓国LPGA(KLPGA)系ではありますが、アジアゴルフ リーダーズ
フォーラム(AGLF)という団体が、女子ゴルフのLAT(レディース アジアンツアー)
シリーズを、新たにスタートさせました(2020年設立)。 昨日からの続きです。
これは、世界ランク1位になるなど、多くの強い女子プロを輩出させているタイ国はじめ、
フィリピンなど他の国々にとっても喜ばしいことでしょうネ。 自国のローカルツアーは
あっても、まだまだ規模が小さいですし、スポンサーも少ないですからねぇ~
<インドネシア大会に アジア各国から出場しました>
アジアでの女子トーナメントは少なく、キャリアを積むためには米国か欧州に行かなければ
なりません。時間も費用もかかります。 このLATシリーズのトーナメント数が増えれば、
特に東南アジアの多くの女子プロゴルファーやジニアに多大なチャンスが生まれてきます。
最近のアジアでの拡大を狙うAGLFの力の入れようは、凄まじいものがあるようです。先週、
インドネシアにおいて開催された「「第一回 シモーネ アジアパシフィックカップ」」でも
44選手が出場し、賞金総額75万ドル(約1億90万円)が懸かる大会にしています。
近年は、米国と欧州の女子ツアーの共催試合は多く、共にアジアでも試合を開催しています。
ですが、アジア地域単独でみれば日本・韓国・中国などツアーではバラバラです。 それを
LATシリーズで、一本化しようとしているのでしょう。今大会に揃えた超一流選手を見るに、
相当な力の入れようというだ、ということが理解できますし、お金もかけていますよネ。
東京五輪の銅メダリストでもあるリディア・コ(ニュージーランド)、ユ・ソヨン、キム・
ヒョージュ、イ・ボミ(韓国)らスター選手を招待しています。 2019年の「AIG全英女子
オープン」の覇者で、今年も3位に入り、注目度も高い渋野日向子プロをも招待しています。
<櫻井心那プロ>
なかなか 戦略もしたたかですよネ。昨年秋のプロテストに合格したばかりで、日本勢最高位の
4位に入った18歳の新鋭・櫻井心那プロは、憧れを抱くキム・ヒョージュ選手と同じ舞台に
立ったことに、感激していました。海外女子メジャー覇者たちの躍動感に学ぶところが多く、
手応えを感じるとともに、“自分のゴルフに対する意識、考え方が変わった” といいますからネ。
渋野プロは、招待状を受け取った際、二人ペアーの団体戦があると聞いて、夏休み中だった
妹の暉璃子さんに声をかけたといいます。同じトーナメントに出場するのは、ジュニアの時
以来という事で、お母さんの伸子さんに見守られながら大会を終えたと報道されていました。
今後 このLATが、どのような広がりを見せていくのか、タイ国の女子プロ達も楽しみでしょう。
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