宮里優作選手会長(37)の来年4月に行なわれるマスターズ初出場が決まりましたネ。
今年の世界ランク対象大会が24日までに全て終了し、31日付の17年度 最終ランクが確定。
結果50位となり、年末時点の50位以内の資格によって念願のオーガスタの切符を掴みました。
何かと雑用の多い選手会長の業務をこなしながら4度の優勝を果たし、選手会長として初の
賞金王も獲後。今年の年末になってゴルフの神様が大きなご褒美を授けてくれた感じです。
宮里優作プロは昨年から選手会長を務めていますが、1984年に故・杉原輝雄プロが初代選手
会長に就任して以来、会長在任中に賞金王となったのは史上初ですからネ。 本当に立派です。
選手会長の業務を、勝てない理由にする選手会長もいましたが、重責を背負いながらの戦いは
「いいメンタルトレーニングになる」と前向きに捉えていたのが、良かったのかも知れませんネ。
自分のためだけでなく、ツアー全体のことを考えて戦う、その姿勢が今年は開花しました。
ツアー参戦15年目にして大輪の花を咲かせた感じです。37歳での初戴冠は12年の藤田寛之
プロの43歳、1993年の飯合肇プロの39歳に次ぐ、ツアー史上3番目の年長記録だそうです。
一生に一回できるかできないかの賞金王を、妹の宮里藍プロが引退した年に、選手会長として
獲得するなんて、願ってもなかったことでしょう。宮里ファミリーに何かを感じていまいます。
しかも今年は、プロに育ててくれた父親の優さん(71)が8月に倒れ療養中です。 賞金王
獲得とマスターズ出場は、優さんに何よりのプレゼントとなり最高の親孝行にもなりました。
マスターズ出場は、優さんとの約束だったそうです。幼い頃から「マスターズに連れていってくれ」
と頼まれていたようで、かつて自分の結婚式でも「親父を必ずマスターズに連れていく」と宣言も
していたといいます。 優さんもメディアからマスターズの現地解説の仕事を頼まれるたびに
「それは優作と一緒に行った時に」と断り続けていたそうです。 この念願が叶いましたねぇ~
優さんは、マスターズ出場の知らせを聞いて、だいぶ気合が入ったようで「4日間 毎日18ホール歩けるよう
よりリハビリを高める」と張り切っているといいます。4月まで、まだ時間がありますから大丈夫でしょう。
優作プロも「宮里家では藍を超えるには、海外メジャーで勝つしかない」と思っているとか。大器晩成の
宮里家の次男は、それをやってくれるかも知れません ・・・ そんなに甘くはないですネ(苦笑)。
10月の「ツアーワールド・カップ」で72ホール・ノーボギーで完全優勝を成し遂げた際、東北福祉大の
後輩でもある松山英樹プロから「マスターズで待ってます」と電話がかかってきたらしいですネ。
その約束を実現させた優作プロ、6度の出場経験のある英樹プロと練習ラウンドを回りながら、
色々な情報を得て戦略に役立てるとか。 藍ちゃんも観戦するのかな、今から楽しみですネ。
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