連日の爆破事件、誰が 何の目的で やったのか？

　　
　連日、パイプに火薬などを詰めた手製の爆発物が使われています ・・・

昨日午後０時40分頃にも、市内のチャオプラヤ川のタクシン桟橋真上から手投げ爆弾が投げられ、
幸いにも桟橋をそれ、水中で爆発しケガ人はいませでした。ここは最高級ホテルが集まる地区に近い
桟橋です。一日中観光客でにぎわう場所でもあり、ホント 人が集まるエリアには要注意です！

　

17日にチャプラソン交差点で起きた爆弾テロ事件で、現場近くの防犯カメラに映った
不審者がベンチに腰掛け、背負っていたバックパックを下ろした後、そのまま立ち去る
様子が映っており、犯人は特定できたようです。　どうやらアラブ風の外国人のようですネ。

この爆破事件で、早々にバンコクで開催予定だったアジア最大級の日本文化の祭典「JAPAN
EXPO THAILAND 2015」（８月28日～30日）が、延期することが発表されてしまいました。

　

このように同爆発事件は 観光客の激減をもたらし、タイの経済に大きな悪影響をもたらしますねぇ～

外国人も犠牲になっているだけに今回の衝撃は、ここ十年間の事件など比べても長期化する恐れがあり
相当数の観光客が減少するでしょうネ。　つい最近　こんな話題で政府も喜んでいたのにねぇ～

政権と治安が安定して外国人観光客が伸び、今年７月までの訪問数が約1,750万人、30.7％の伸びとなり、
観光スポーツ庁は 今年度の観光客数を約2,900万人の目標に変え、１兆4,000億バーツの観光収入を

見込んだばかり。そして６か月間の観光マルチビザを発行しよう、等々の話をしていたばかりです。　
これでこんな話も吹っ飛んでしまいます。　結局27人が死亡しうち４人が外国人でした。

　

負傷者を治療している病院では、中国語通訳のできる人を求めているようですから、中国人の
負傷者が多いことを意味していますよネ。　テレビなどメディアを通じて献血も訴えています。
昨日は大勢の市民が負傷者の収容されている病院に向かんたんではないですか ・・・

まぁ～　国際格付け機関 Standard & Poor's は、この一連の爆破事件で「向こう２～３四半期は観光客が
減少し経済成長が阻害され、政治的安定性の見通しをいっそう悪くし、当面の経済成長をさらに圧迫する」

　S&P

としながらも「爆発が直接格付けに影響することはない」と、タイの格付けを落としてはいません。
これがせめてもの救いですかねぇ～　　まったくタイは、思い出したように災難がやって来ます！

当爆破事件を、タイ軍政と警察はテロとの見方を示しているものの、この事件によって非常事態
宣言などを発令する考えは無いと発表してはいますが、まだ続くようでしたら分りませんヨ。

　

誰が何の目的で爆破事件を起こしたか、いろいろと取り沙汰されていますが、通りの反対側には、
ルイビトンやシャネルなどトップブランドが入る、ゲイソンプラザがあるわけですから、外国人を

ターゲットにしたものではなく、どうやらタイ人をターゲットにした仏教徒以外の者がやったのかも
知れません。　すると、タイ深南部のテロ活動がバンコクに広がってきた？　いやそこまで ・・・
　さぁ～　どうでしょう？　もう少し様子を見てみましょう。