畑岡奈紗さんは すぐに米国に行くべきだと思います？

　　
　最終日の逆転でアマチュアとして初、史上最年少でのメジャー制覇を果たした畑岡奈紗さん。
一夜明けても まだまだ、その余韻が消えません。

小学校時代は野球チームで二塁手をやっており、中学では陸上部で200メートルが専門だったとか。
茨城県の宍戸ヒルズＣＣで事務として働くお母さん・博美さんの影響か、11歳で初めてクラブを握り、

　

中嶋常幸プロが主宰する 「トミー・アカデミー」 の１期生で、15、16年に世界ジュニアで２連覇を
成し遂げています。　10位の長野未祈さんも同アカデミーの生徒さんとか。　中嶋プロも鼻高々ですネ。

奈紗 ナサ という名前は、お父さん・仁一さんが 「人類初の偉業を成し遂げ、世界に羽ばたく子に
なってほしい」 と米航空宇宙局 （ＮＡＳＡ） と同じ読み方にしたといいますから恐れ入ります。

　

17歳で 158センチ、62キロの普通の女の子が大変なことをやってくれました。　今まで女子
ツアーでのアマの優勝者は、畑岡奈紗さんで５人目だそうです。　最近では2014年に 「ＫＫＴ杯
バンテリン・レディース」 で勝みなみ さんが 勝って大きな話題になりました。　

やはり一番の記憶に残るのは、当時は東北高３年だった宮里藍プロ （2003年９月のミヤギ
テレビ杯ダンロップ） の30年ぶり２人目の快挙でしたネ。　この時は人気が低迷していた

女子ゴルフに世間の注目が集まるようになり 「藍ちゃんフィーバー」 が巻き起こって、今 活躍中の
渡邉彩香・成田美寿々・菊地絵里香・木戸愛・酒井美紀プロらに大きな影響を与えました。

　

因みに、あとの二人は1973年に 「トヨトミ・レディース」 で、清元登子プロが初めて達成し、
2012年に 「サントリー・レディース」 でキム・ヒョージュ選手 （韓国） が勝っています。　
約50年前に日本女子プロ協会が発足されてから、５人しかいないんですから大変なことです。　

やはり高校生で勝ってしまうと、宮里藍・石川遼プロの時と一緒で、気が早いマスコミは いつ
プロに転向するか、と注目し出していますネ。　もう少し静かにしてあげてほしい気もしますが ･･･

当時、家族との話し合いの時間を設けた宮里藍プロは、優勝の翌週、アマとして 「日本女子オープン」 に
出場し21位とした後、快挙から９日後の10月７日に高校で記者会見を開いてプロ転向を宣言しました。　

　

プロデビュー戦はそれから約１カ月後の 「伊藤園レディス」 に出場しましたが、予選落ちでした。　
この年はこれを含め３試合にプロとして出場し、賞金は約106万円でした。　今度は、マスコミに

プロはそんなに甘くないと、言われる始末でしたが、翌年は地元・沖縄での開幕戦など年間５勝を
挙げ、女子ツアーのテレビ視聴率が２ケタに突破し、ゴルフ人気に火をつけた時代を築き、米国へ。

ただ畑岡奈紗さんの場合は 今大会の優勝前から米国でやりたいと、日本に比べて１シーズン早く
通年出場権に挑戦できる米国女子ツアーの１次予選会を、８月に４位で通過しています。　17日からの

　

２次予選会に出場することにしているようです。　最終的に出場権を得られれば、日本でプロ
転向せず、米国ツアーに参戦する意向を固めていた状況があります。　どうするんでしょうネ ・・・

　尊敬する宮里藍プロのように日本で勝ってから米国に行くのか、
宮里美香プロのように、いきなり米国で戦うのか、確かに注目ですねぇ～　　　　



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