“米国女子ゴルフの国別対抗戦でのタイチームは、大番狂わせの優勝だった” と言われる
くらい、思いがけない圧勝で幕を閉じました。戦前は、タイチームは8カ国の中で6番目の
位置にいましたからネ。出場国の選定は昨年11月21日時点の世界ランキング各国上位四人の
順位に基づき8カ国が決定し、選手は4月2日時点の世界ランキングで 最終出場者四人が
決まりました。その順位(シート)は1位 米国・2位 韓国・3位 日本・4位 スウェーデン・
5位 イングランド・6位 タイ・7位 オーストラリア・8位 中国 でしたからねぇ~
その6位のタイチームが、同じBプールの日本と韓国を撃破し予選敗退に追い込み、準決勝で
米国を破り、決勝でオーストラリアに勝っての優勝でした。なんとトータル11勝1敗の戦績です。
「大番狂わせの優勝」と言われても当然でしたでしょうネ。 実に アッパレ! でした。
そう言えば、速いもので来年の7月26日にパリ五輪が開催されますが、自信をつけたタイ
チームはパリでもメダル獲得が可能になって来ましたヨ。5月2日付の世界ランキングを
タイ人別で見ると上記の順位になります。三番手に20歳のナタクリッタ選手がいます。
また、今季の米国ツアーには彼女を初め、タイ人女子ルーキーの5人が加わっています。
対抗戦ではジュタヌガーン姉妹も大活躍でしたが、世界ランキングでは姉のモリヤ選手が
80位で、以前 世界ランク1位にもなった妹のアリヤ選手は、現在83位まで下がっています。
ですがアリヤ選手は、対抗戦でMVPを獲得したように、またモリヤ選手も まだまだ元気ですが、
来年の戦績は未知数です。でも もし 更にランクが下がっても、ナタクリッタ選手ら若い後続の
選手たちが、“今度はワタシの番よ” と待ち構えています。 今年の米国女子ツアーには、下部
ツアーの選手を含むと、20人前後のタイ人選手が出場しています。 今やタイ人勢は、かつての
韓国女子の勢いに似た強さと選手数が感じられますからネ。 大きな変化と躍進を遂げています。
<今季からの米国ツアーに出場するルーキー5人>
今までタイのゴルフ界を引っ張って来たアリヤ選手に代わって、これからを引っ張るであろう
アタヤ選手も まだ20歳。また 後に続くジュニアが目白押しです。 ジュタヌガーン姉妹も、
“今後 更に多くの若い女子選手が「来米」するだろう” と言っています。 明日に続きます。
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