昨日の国内ツアーは、男女ともにベテランが若手をプレーオフで下しての優勝でした。
男子では「プレーヤーズ チャンピオンシップ・サトウ食品」で、3位から出た44歳の
谷原秀人プロが7バーディ、1ボギーの66で廻り、通算24アンダーの264で並んだ20歳の
長野泰雅プロとのプレーオフを制して今季初優勝を果たしました。ツアー通算18勝目です。
5週連続かな、最終日最終組でプレーした中島啓太プロは、通算22アンダーの3位に終わり
今季二勝目は成らず。 三日間60台をマークし続けて迎えた最終日に70を叩いてしまい、
22アンダーは プレーオフに2ストローク足りませんでした。5番で第2打を池に入れて
ダブルボギーを叩くなど波に乗れませんでした。 悔しさは、いっぱいだったでしょう。
この悔しさを 6週連続の最終日最終組に入って、今週の「長嶋茂雄招待 セガサミーカップ
(北海道)」でぶつけてほしいですネ。何度もの優勝争いは、いつか大きな試合で実るでしょう。
国内女子の「アース モンダミンカップ」では最終日、20歳の岩井明愛プロが、35歳の
申ジェ選手に17番でピンそば1メートルにつけるバーディで追いつきました。が、プレー
オフで勝つことが出来ず、途中まで単独首位を走りながら、これも悔しい敗戦となりました。
プレーオフの18番パー5は飛ばし屋の明愛プロが有利かと思いましたが、第2打を右サイドの
ラフに入れたことが明暗を分けました。初優勝を飾った4月の「KKT杯バンテリン レディース」
以来となる今季2勝目は お預けとなり、明愛プロにとって、二週連続2位は今季2回目でした。
悔しいでしょうが、力を全部出し切って敗れたのでしょうから仕方ありませんよネ。今後は
「全米女子オープン」、「AIG全英女子オープン」といった海外メジャーも控えています。
現段階で、また多くの課題にも気づいたでしょうから 今まで以上に練習して、次に繋げて
ほしいですネ。妹の千怜プロは通算10アンダーの10位タイ(山下美夢有・稲見萌寧プロも)
で終わりました。 でも 同大会が終了して二人は、何から何までソックリに並んでいます。
メルセデス ランキングは千怜プロが3位(1,203.61pt)で4位(1,127.77pt)は明愛プロで、
その差は75.84pt。獲得賞金も順位は同様で約8,949万円と約8,624万円で、その差は325万円。
昨年までは 千怜プロが、全てにおいてリードしていましたが、今季は対等に戦っています。
年間トップ10回数も共に8度です。今度は海外のメジャー戦でも、二人揃ってやってくれそう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます