タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイでのチップというシステム、難しい面もあるけど ・・・

2016年09月23日 | タイと日本の違い!
  
 日本から来た方々に 「タイではチップをどのくらい渡したらいいの」 と、よく聞かれます。

何でも無いこのチップが、日本人には なんでこんなに難しくさせるんでしょうネ。 
日本ではチップの習慣がありませんので、なかなかスマートに出来ません。 タイでは
100 回のコックン (有難う) より1回 の100バーツ、なんて格言もあります。 

 

例えばホテルなどで、ベルボーイやメイドさんに一つの用事を頼めば、昔は20バーツ紙幣1枚
渡せばよかったですが、今は30・40バーツでしょうか。 これに荷物の数、頼む用事によって、
10、20バーツとプラスすればいいでしょうネ。 物価など すべてアップしていますからねぇ~

日本人がタイでチップを多く渡す機会と言えば、キャディ、マッサージ、夜のお散歩時のお友達かな。

ですが、あくまで “チップ” とは、してもらった行為に対して、してもらった人が判断することでしょう。 
本当は貰う立場の人がチップを要求するものではないし、自分の行為を棚に上げて不服を言うなんて ・・・

 
 <評価によってチップを決めたいですね>

チップが少ないとあからさまに不服顔になる者や チップは貰えるもの と勘違いしている者を
時々見かけますが、これはとんでも無いことで、「チップを必ず上げなければ・・・」 と考える

必要、本当はまったくないと思いますヨ。 フランスか、どこかは忘れましたが、チップとは
“誠意” という意味もあると聞いた事がありますしネ。 誠意を感じれば上げる、ということかな。 

そのサービスが、チップを上げるに値しなかった場合は、堂々と 「上げない」 という態度であって
いいんですヨ。 そうは言いつつ、不真面目なキャディさんに出遭っても 上げちゃいますけどネ (苦笑)。
 
  

タイでは欧米のチップの概念よりも、「強者が弱者を助けるという文化」 からチップが成り立って
いるような気がします。 一般の人と富裕層によって、チップの捉え方が違うようですからネ。

タイはに、お金持ちがそうじゃ無い人に労わる、助ける、ということが風習となっており、
チップをあげる、あげない、を 「富裕層の人達」 は意識します。 一般の人はいつでも、
どこでもチップを上げようなんて思っていないでしょう。 ここが問題だと思います。

「上げる」 経験が無い人達が 「貰う」 もんですから、チップの意味を誤解するんでしょうネ。
観光客は旅行したりゴルフしたり、お金を持っているんだから 「チップをはずんでくれる」 と。

 
 <日本旅館では仲居さんにチップを渡しますね>

日本ではチップの風習が無いことも影響して、ケチだと思われたくない、また日本円に換算して
安いからと、つい多めに上げてしまいます。 でも よく、よく考慮して上げないと、ただお金を

バラ撒いているだけに映り、受け取る側に 「有難う」 という “誠意” が伝わりません。 これは
サービスの低下にも繋がってしまい、現地の人や他国人から、極端な話し バカにされてしまいます。
逆に日本のサービスは当たり前という考え方も、今の時代はどうなのか?
 チップという行為を 確かに よく考える必要がありそうですネ ・・・  



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