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タイの総選挙が2月24日に! 政治動向 6

2018年12月16日 | タイの出来ごと、あれこれ
 
 タイ政府(選挙管理委員会)は、ついに「2月24日を総選挙日に」と宣言しましたネ。

11月までは 政党において、新党員の募集や党首の選出が認められたものの、政治活動など
街頭集会は禁止されていました。が、先週初めクーデター以降禁止されていた政党の活動や

 

反対勢力の口封じが狙いの5人以上の政治的な集会なども4年ぶりに解禁されました。タイは
いよいよ、選挙モードに入り、あと2カ月ちょい、総選挙に向けてまっしぐらです ・・・ 

7日でしたか、現政権から各政党を対象に民政移管のための総選挙の説明会が開かれ、各党は
1月中旬に候補者を登録し、選挙管理委員会は同月25日に候補者を公表するとしました。

その説明会には、軍政を率いるプラユット首相の続投を支持するパランプラチャーラット党
(国民国家の力党)など80党以上が参加しました。が、軍政と対立するタクシン元首相の

 

タイ貢献党と民主党の2大政党のほか、新未来党など軍政に批判的な政党も
「我々の意見に耳を貸していない」などと反発し、欠席しています。

タイ議会の議席数は、上院250・下院500ですが、首相の指名は上下両院を合わせた750人の
投票で選出されます。ところが、上院は事実上、軍による指名制となっているため、軍は下院で

4分の1を超える126議席を獲得すれば、過半数となる376議席を得て、推薦する候補者を首相に
することができます。500議席のうち、小選挙区が350・比例区が150という配分になっています。

 
 <パントンテー氏>

やはり、これに待ったをかけたい勢力は、タクシン元首相の影響を受けた「タイ貢献党」でしょう。
その貢献党、今度はタクシン氏の長男であるパントンテー氏を前面に出して選挙戦を戦うといいます。

パントンテー氏は11月24日に入党の手続きを済ませており、これで「パントンテー氏が選挙戦に
加わることは、タクシン元首相がタイ貢献党と共にあること」を国内・海外へ明確に示した形です。

 
 <スダラート氏>

タイ貢献党は、ベテラン政治家である女性のスダラート元公衆衛生相と男性のチャルーム元副首相が
前面に立ってきました。がしかし、タクシン派からしてみれば、二人ともタクシン氏への忠誠度が
明確でないように映っているのでしょうネ。

パントンテー氏は、これまで政治とは一線を画してきましたが、ここに至りついに政界入りです。
小選挙区で立候補するよう。これは、スダラート氏とチャルーム氏への牽制だと言われています。

 
 <ソムチャイ氏とインラック前首相>

でも このやり方って、義弟のソムチャイ氏や妹のインラック氏を政界に引っ張り込んで、首相を
やらせた手口と同様ですよネ。これは、特にスダラート氏にとっては、不愉快な思いにさせられ、
逆効果になるような気がしますけどねぇ~ 分裂も考えられますヨ。 ましてやスダラート氏は、  

最近のある世論調査の一つに、プラユット首相を抑え「次期首相として最も好ましい」と
選ばれたほどの強い支持を誇り、自身でもそう思っているでしょうしネ。 しかも彼女は
資産家でもあり、怒らせたらタクシン氏の言うことを聞かなくなる可能性があります。
 タイの政党も、日本と同じで野党がだらしなく、誰かさんがニヤニヤしている感じです。  



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