日本では 今日から “仕事始め” になるんでしょう、今年のタイは昨日の3日が
“仕事始め” という企業が多いですネ。 平穏無事にお正月が過ぎようとしています。
昨年までの 特にバンコクは、プミポン前国王陛下の崩御以来、生活する上で多面に渡って、
何かと影響していました。 が、昨年11月に国葬も終えで完全に喪が明けて、落ち着きを取り
戻しました。 恒例のビアガーデン、カウントダウン 等々、イベントも多数 通常化しました。

2018年を迎えるに当たり、大晦日20時に、ラマ10世になられたワチラロンコン新国王(65)が、
バンコクのドゥシット宮殿からテレビ演説を行ない、新年のメッセージを国民に送りながら
新年を祝いました。 「17年は重要な出来事がいくつかあったが、我々タイ人はどんなことが
起きようとも、共に進んで行くことができる」と述べ、国民の幸福と国家の発展を願いました。
下記が約3分のメッセージの主な内容です。

「国民の幸福と成功、繁栄、そして智恵を身につけられんことを祈念する。昨年は我が国にとって、とても
重大な行事が営まれたが、国民が冷静になって悲しみから回復したお蔭で、それらの行事を無事執り行なう
ことができた。また国民 皆が、深い思慮をもって、この特別な状況に相応しい行動を保ったお蔭でもある。
ここに、今は亡きプミポン前国王からの加護を乞い、その聖なる力がより強靭な国家に益することを祈る。」
ワチラロンコン新国王の「手書き」の年賀状も紹介されていました。

夏季、雨季、冬季の三季を過ごす家族の様子が描かれており、メッセージが二つ記述されています。
最初は「どの季節でも幸せになろう。思慮深く、家族手を取り合って歩きながら」。二つ目が
「知恵、愛情、それに慈悲心に基づいて、心身共に健康で過ごしましょう」 と ・・・
右側上には、亡きプミポン前国王が天国にいらっしゃるイメージでしょうか、上に描かれています。
そしてその下に、ご自分とお母さまのシリキット王妃の写真が付けられています。

その他の王室関係の動向では、タイの郵便局に当たるタイランド ポストが、シリントン王女(62)が
描いた犬の切手を1月1日から販売していますネ。今年の干支にちなんだもので、1枚3バーツ。
シリントン王女は故プミポン前国王の次女になられます。昔からプミポン前国王に次ぐ、多くの
公務をこなし、今でも閣僚らが足を踏み入れない山間部の村など遠隔地の視察にも積極的です。

<シリントン王女のご幼少からの写真>
また、語学にもご堪能で、英語、フランス語、中国語を話されます。気さくな人柄で知られ、
国民の人気がとても高い方です。 ワチラロンコン国王はドイツに滞在することが多く、王室
関係の行事ではシリントン王女が多くなされていることもあり、国内での存在感も大きいですネ。
これからもシリントン王女が王室と国民を繋ぐ橋渡しになるんでしょうが、タイに住まわせて
頂いている我々も、ワチラロンコン国王と同じようにタイ国の平和と繁栄を祈っています。


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