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タイでゴルフ友達になりましょ。

ゴルフをしながらタイの豆知識・エピソードを発信するプログです。チョット得する、心が元気になる、そんなブログにしたいな?

警察も こうして 大物を捕まえないと 解決しないぞ!

2017年01月28日 | タイのゴルフ、あれこれ
 
 警察は26日、バンコクと周辺の数県で、覚醒剤の錠剤147.8万錠、粉末32キロなどを
所持していたとして、麻薬取締法違反容疑で男女14人を逮捕しています。 押収した
麻薬の末端価格は約4億バーツ (約13億円) にも のぼります。

昨日から、麻薬王の逮捕の話をしている最中でも、こうして 多くの容疑者が逮捕されるほど
麻薬事件が後を絶たないタイ国。 壊滅させてほしい議案の一つです。 昨日からの続き。

 

そうなんです、ザイサナ・ケオピンハ容疑者のような陰の大物を捕まえないと、解決しません。
彼のほかに、タイを含む東南アジアには 大物があと何人か居るようです。 ただ、ザイサナ

容疑者の逮捕はこれが初めてではありません。 これまでも何度か他の違法行為などで別件
逮捕しているんですが、本星である麻薬密売で再逮捕するまでにはいかなかったようです。

優秀な陰の悪徳弁護士がついていたり、これまでの隠ぺい工作によほど自信があったのでしょう。
ザイサナ容疑者がスワンナプーム国際空港で逮捕された時、考えられないほどの無防備のまま
逮捕されましたからネ。 それにしても、タイ警察による久々の大金星ヨ、この逮捕劇は ・・・

 

しかし タイで暗躍している麻薬組織は他にも複数あり、その多くが、ザイサナ容疑者と同じラオス人が
コントロールしているという噂です。 以前は タイ、ミャンマー、ラオスの国境地帯 「ゴールデン トライ
アングル = 黄金の三角地帯」 の麻薬王と呼ばれ、2007年にヤンゴンで死亡したクンサーの元側近であった
タイ人も多かったのですが、現在の大物のほとんどが、生産地となるラオスなんですネ。

 
 <国連薬物犯罪事務所 (UNODC)>

ウィーンに本部のある 「国連薬物犯罪事務所 (UNODC)」 の統計によれば、タイの成人者の
1%は 麻薬、特にアンフェタミン、メタンフェタミンという覚醒剤を常用していると推計されています。 

現在のタイの人口が約6,812万人ですから、成人の1%というと 約40万人くらいかな? もっと
居るような気がしますねぇ~ UNODCの推定は、かなり控えめな推計で、おそらくバンコクなどの
都市部に限れば、常用者比率はもっと高くなるでしょう。 これは あくまで私の憶測ですけど ・・・

 

政府も警察も傍観しているだけではありませんし、特に近年は法律も整備されてきており、
取り締まりも強化されています。 しかし、麻薬密輸の阻止に必要不可欠な水際防止には、
もっと有益な訓練が必要と、UNODCから指摘されているのも事実です。

今回は、完全に麻薬密売容疑という本星による逮捕。 でも今後の裁判の行方もありますが、
タイの麻薬取締当局の仕事は減りません。 完全に薬物の無いタイ社会にしてほしいものです。  




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