ちょっと心配ですねぇ~ タイ南部を中心とした大雨による洪水の被害が拡大しています。
洪水のため6日から閉鎖されていた南部にあるナコンシータマラート県のナコンシータマラート空港は、
何とか昨日から運航を再開すると言っていましたが、大丈夫でしょうかねぇ~ 同空港にはノックエア、
タイ・エアアジア、タイ・ライオンエアの3社が乗り入れていますが、2011年の大洪水が甦ります。

タイ政府によりますと、今月1日以降で36人が死亡、1人が行方不明、浸水被害は160万人以上に
上るようです。 強い季節風の影響で豪雨が続くタイ南部では、市街地の浸水、道路や線路が冠水に
より通行止め、橋が流されるなど交通機関や観光にも影響が出ており、プラユット首相は 「過去
30年で最悪の豪雨」 と語っています。 まぁ~ これはちとオーバーでしょうが、心配ですねぇ~
被害が出ているのは南部のナコンシータマラート県、ソンクラー県、スラタニ県、クラビ県など
12県におよび、道路や住宅が水につかり、土砂崩れが各地で発生しているとのことですヨ。
交通網は寸断され、ナコンシータマラート空港は、年初から13日夕まで閉鎖されていました。

タイ南部、特にマレー半島東岸はバンコクなどに比べて雨期の始まりと終わりが遅く、いまは雨期明けの
時期でしょう。 今年は降雨が長引いているうえ、雨量が平年を大きく上回っていると聞きますからネ。
実際に、観光や農業などに広く被害が及び、主要経済団体の推計では、損害額は100億~150億バーツ
(約323億~484億円) に達しそうだといいますから、聞き捨てなりませんねぇ~

タイ商工会議所大学の経済ビジネス予測センターでは、すでに 農業関連で約81億バーツ、
工業などで約110億バーツ、インフラ関連で約35億バーツの被害が出ているとし、対GDP
比で約0.1%程度としています。 このことから今年のGDP成長率見通しについて、当初の
プラス3.6%からプラス3.5%に引き下げたそうです。

タイ南部ナコンシータマラート県と言えば、柳川高等学校 (福岡県柳川市) が運営する
学校法人柳商学園が、昨年5月かな? 柳川高等学校付属タイ中学校 (YANAGAWA
JUNIOR HIGH SCHOOL THAILAND) を開校したばかりです。
同中学校は、「次世代を担う子どもたちを育てる」 ために、タイ日人材育成協会が柳商学園と
協力して設立しました。 英語とともに日本語を第二言語として学習する学校だそうです。

<開校が、なぜにナコンシータマラート県だったのかな>
募集定員は1学年96人で、卒業生の内の年30人程度が 柳川高等学校に進学出来るとのこと。
なお、授業料は年間約40万円で、日本2人を含む教職員12人を現地採用するとしていました。
同校の天野健太事務局長は 「浸水被害を免れたため、タイ国内で義援金を募り、被災者に
水や米などの救援物資を配っている」 と、新聞にコメントしていました。 開校したばかりで
ついていないですねぇ~ でも 被害が無かったのは何よりです。
早く 通り過ぎてほしいと願うばかりです ・・・


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