タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイの選挙と帰省!

2007年12月25日 | タイの出来ごと、あれこれ
昨日の速報から一夜明けて、中央選管の非公式集計ではありますが、23日の有権者数は4565万8170人で、
投票率は70.27%となり、タイではあまり良くなかったようです。(通常80%前後)

定数480に対して、タクシン前首相派の国民の力党(PPP)が232議席と過半数(241議席)には届きませんでしたが、
第二党の民主党の165議席に大差が付いた結果となりました。今後 合計で65議席を獲得し、第三党になる国民党・
国家貢献党、その他の21議席を巡って、連立協議が活発になりそうで、どういう形で安定政権が創られるのか興味津々です!

処で、23日(日)の選挙が終わって昨日月曜日になっても、会社を休む人が多いと聞きます。

選挙の後にどうして? それは、タイの選挙は殆んどの人が実家に帰って、投票しなければならないからです。
久しぶりの帰省になったり、折角 両親、親戚に会えたから・・・等々で、ついつい実家の滞在が延びてしまうようです。
しばらく帰省できなかった折などに、選挙があったりするば分るような気もします。

タイ国民は18歳以上から選挙権があるようですが、有権者名簿は「タビアン・バーン」(住居登記簿)と呼ばれる、
日本でいう家の登記簿と戸籍・住民票の中間にあたる物に基づいて作成されるそうです。
これは「バーン」(家)と付くように家ごとに登記され、持ち家でないと登記出来ないそうです。依って、殆んどの人は
生家である実家、または親の生家に登記されていますので、選挙の時は 皆、生まれ故郷に帰るんですね。

それでは家を持っていない人はどうなっているんでしょうね?

戸籍と違うので、「タビアン・バーン」に登記されている者同士に縁戚関係が無くともよいそうで、代々持ち家が
無い人たちは持ち家のある友人、知人、に頼んで「タビアン・バーン」に 登記してもらうようです。
ですので、結婚していても持ち家でなければ、それぞれの実家に帰って投票することになります。
バンコクでも殆どの人が実家に帰るわけですから、選挙の前日は帰省ラッシュになる理由がよ~く理解できます。

でも 政府は投票率を上げる為か、帰省する人達に選挙の前日、当日の鉄道、バスなどを無料にしてくれても、
滞在を延ばせば結局は、お金のかかる“選挙帰省”となってしまいます。


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