タイでゴルフ友達になりましょ。

ゴルフをしながらタイの豆知識・エピソードを発信するプログです。チョット得する、心が元気になる、そんなブログにしたいな?

どうなるタイの政局は?

2007年12月24日 | タイの出来ごと、あれこれ
昨日23日は、クーデター後、初の民政復帰に向けた下院総選挙(日本の衆議院選挙―定数480)が行われました。

24日朝の開票速報によりますと、獲得議席数は、タクシン前首相支持派のパランプラチャーチョン党(PPP)が228議席、
旧野党の民主党166議席、その他5政党で86議席という結果が出ています。 早速 サマックPPP党首は、
23日午後8時半、バンコクの党本部で記者会見を開き「タイ国民の勝利だ!」「クーデターは終わり」と勝利宣言しています。

また、この選挙で存在感を打ち出す為に、英国から香港に来ているタクシン氏から祝福の電話があったことも
明らかにしました。タクシンをクーデターによって失脚させた現政府の面目は丸潰れです!

タクシン系の政党が勝利したことによって、今後 一波乱も二波乱も・・・ 政局の混迷が続きそうです。

いつの頃から分りませんが、タイでは投票日の前日夕方6時から、投票日の当日深夜までアルコール類の販売全面
禁止となることは、外国人でも知られるようになりました。この禁酒令の意図はハッキリしたものはわかりませんが、
「酔っ払って選挙に行かなくなる」「酔っ払うと適切な判断ができなくなる」「ライバル候補の支持者に酒を利用して
選挙妨害するのを防ぐ」「暴力沙汰を減らす」などが主な理由と言われています。

スーパーやコンビニは販売禁止、バーやディスコなどでもお酒を出せない為、飲み屋などは一時休業しますが、
中にはコーヒーマグのようなものにビールやウィスキーをついで、客に出しているお店もあるとか?聞きます・・・
またセブンイレブンでは買えなくとも、隣の小さなおばちゃんのお店ではスンナリと買えたりなんてことも・・・ 
いやぁ、これもまたタイらしいですネ。

これだけアルコールの規制などを敷きながら「選挙の投票は国民の義務」という理念を植えつけている成果もあって、
投票率は日本と比較すると非常に高いんですよ。平均して総選挙での投票率は80%前後になるそうです。
日本のように、投票率が45%前後をウロウロしている国とは違います。

でもよく聞きますと、選挙投票を棄権したりすると選挙権が剥奪されたり、罰金を取られたり、その厳しさが
高い投票率に結びついている面もあるのでしょう・・・ 方法はさておいても、日本も選挙投票率では先進国である
タイを見習いたいものです。

選挙には日本もタイも選挙違反は付き物ですが、こんな票集めも話題となっているようです。

法律改正で罰則を厳しくし、有罪になれば最長で懲役10年の刑に処されるようになりましたが、先月末にはバンコク郊外の
高齢男性を狙い、「清き1票」の見返りに、なんと錠剤のバイアグラを配布して票集めがなされたと、摘発されたそうです。
バイアグラを買えない高齢者にとっては効果的かも知れません。「俺も、俺も」と集まったのでしょうか?
いずれにせよ 暫くはタイの政局を見守りましょう!


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです   


  タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タイの政治 (Prius)
2007-12-26 09:46:53
タイの政局については、残念ながら予想できません。

ネパールでは王政が廃止になりますが、世界最強の王政国家であるタイの10年後はどうなるんでしょうか?

バンコクのハイパー居酒屋のオーナーが毎日、タイの政治・経済について熱弁を奮っています。
下記ブログをご覧下さい。

「南国タイから世界を見つめる憂国の江戸屋オヤジ」

http://www.edoya.bz
返信する
Prius さん (nagaichi)
2007-12-27 12:29:16
江戸屋さんのHP、有難うございます。
返信する

コメントを投稿