タイは７月１日に ロックダウン解除になりそう！

　
　タイの28日の新規感染者は また帰国者で、11人が確認されました。約三週間ぶりに
二桁の新型コロナウイルス新規感染者が出てしまいました。　嫌な予感がしますねぇ～　　

６人はカタール、４人はクウェート、１人はインドからの帰国者で、全員がタイ政府による
検疫隔離中でした。　ただ気になるのは、27日のアメリカから帰国した２人の男性です。

　

14日間の隔離施設 滞在中に陰性が確認され、退院した後に鼻腔に違和感を覚え、再検査すると
陽性となっていたといいます。このようなケースが初めてではない為、新型コロナウイルス感染症
対策センター（CCSA）では、潜伏期間と隔離期間を再調査するなど、警戒を強めているようです。

タイの「非常事態宣言 ６月末まで再延長」は、正解ですネ。　昨日、日本では 皮肉にも
全国で「緊急事態宣言」が26日に解除された途端に、新たに63人が確認され、12日ぶりに
全国で50人を超えてしまいました。東京都も15人が確認され三日連続で二桁に上っています。

　
　＜毎日新聞が報じています＞

山梨県では４人で、９日ぶりに感染が確認され、北九州市は21人を確認したと発表しています。
同市では病院でのクラスター（集団感染）が起きたと見ているよう。日本のあちこちで第二波が
心配され始めています。全国的に緊急事態宣言を ”解除するのは早まった” と言われてもいます。

処で、タイ政府にも “国家安全保障に関する重要事項 及び 重大緊急事態への対処を審議する”
「国家安全保障会議 National Security Council（NSC）」が存在しますが、同会議のソムサック
事務総長が昨日、“全てのロックダウン解除を７月１日に設定した” とコメントしていました。

　
　＜ソムサック事務総長がバンコクポスト新聞にコメント＞

これには非常事態宣言や夜間外出禁止令の終了、国内外の旅行制限の解除なども含まれます。
プラユット首相も運輸省に対し、国内線と国際線の運航再開の対策と準備を要請したようです。

しかし、ロックダウンは発令より解除の方がより大変ですネ。国際線に関しては、各国との基本
合意書を再締結する、タイ保健省が各国との公衆衛生において相互確認し合う、また大使館とは
ビザの申請を含め様々な取り決めの再確認など、しなければならないことが山積みのようです。

　

国際線の運航が再開したとしても、WHOの基準に応じて感染状況が落ち着いている国へのみ、
運航再開するといいます。日本もそうなっていないと、解除されても、７月から行き来できません。

７月１日からの完全な再開は、６月１日以降の「緩和第三弾」の後になります。６月に第二波も
発生せず「緩和第三弾」も問題なく乗り切れれば、いよいよ完全にロックダウンの解除となります。
７月から いよいよ通常の生活に戻れそう。大丈夫かなぁ～　あと１カ月 頑張りましょう！　　


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