日本では高校生の宮里藍さんの出現と活躍で「藍・キッズ」が多く生まれました。
今を時めく「黄金世代」もそう、畑岡奈紗プロ(22)が代表格かな。昨日からの続き …
しかし 今のところ、米国LPGAツアーで成功しているのは畑岡プロだけでしょうか。
樋口久子さん、岡本綾子さんの時代は置いといて、多くの女子プロが米国に在住して
LPGAツアーに挑戦してきましたが、中々 勝てずに帰国してしまっています。
日本人の場合は、どうも言葉の壁や語学力が影響しているように思いますネ。
タイの少女たちは自国で、ゴルフで生計を立てられるほどのツアーがありません。
“プロゴルファーになりたい” ということは、最初から自国と親元から離れて欧米を
はじめとした海外へ一人で旅立つという意味です。 それには英語力が必須です。
<パティ選手とアッタヤ選手>
アリヤ・ジュタヌガーン、パティ・タバタナキット選手のようにジュニア時代から
米国へ行き、世界レベルのゴルフに揉まれながら語学を身に付けて行きます。
ジュニア時代をタイ国に過ごすなら、アッタヤ・ティティクル選手のように、ジュニア
時代、地方に住んでいてもインターナショナルスクールへ通い、英語力をアップさせます。
<ランクン選手>
今の時点で成功・失敗を決められませんが、日本ツアーを戦場に選んだS.ランクン選手
(21)も日本語という壁に苦しんでいるようです。彼女は英語力には問題ありませんが、
やはり ゴルフツアーを送るには、日本語は重要なポイントを占めるようです。
またプロゴルファーを目指す今のタイジュニアは、しっかりとしたゴルフツアーのシステムが
整い、賞金総額が大きいな欧米・日本ツアーなどへの情報収集には、非常に貪欲だと聞きます。
<仲良しのアリヤ選手と畑岡プロ>
考えてみると、畑岡プロも「世界ジュニア」の連覇を果たした16年に「日本女子オープン」で
国内メジャー史上初のアマチュア優勝した後、プロ転向を表明。18歳から米ツアーを主戦場に
選んでいます。19歳162日での米国ツアー優勝も日本勢最年少記録でした。高校も登校日が
少なく、ほとんど毎日ゴルフの試合や練習を優先できる「ルネサンス高校」でしたよネ。
韓国女子プロも日米ツアーにおいて、英語や日本語の上達が早いことで有名です。女子の
場合は語学力が大事な要素となりますネ。現在、米国LPGAツアーで活躍するタイ人女子
選手は10人前後いますが、これからも増えるでしょう。 皆 英語には問題ないようです。
2000年代初め、米国LPGAツアーで韓国の朴セリ選手の活躍により、多くの韓国女子プロが
米国に渡り「韓国の来襲」と言われました。近い将来「タイ国の来襲」になるやも知れません。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/288017
ゴルフファンなら皆さん ご存知だと思い、あえて触れませんでしたが、松山英樹プロは別格です。
アマチュアの時代から海外で戦っていますし、プロ二年目で米国へ渡り、直ぐに専属の高額通訳をつけています。
渋野日向子プロは、日本からスポットで出場し勝ちました。まぐれもまぐれで、こんなこと二度とないでしょう。これも例外ですよよね。