バンコク都出身のパティ・タバタナキット選手が世界女子ランク10位に躍進(17日付)、
タイ勢ではトップに。二番手はアリヤ・ジュタヌガーン選手の22位です。もし東京五輪が
開催されても、パティ選手の躍進によりジュタヌガーン姉妹の出場は不可能になりました。
<Sirikhan氏からの情報>
それにしてもパティ選手の最近の活躍は凄かった。メジャー戦「ANAインスピレーション」で
勝利すると「HSBC女子世界選手権」と「ホンダLPGA」で優勝争いを演じ3位になっています。
パティ選手は21歳でアリヤ選手の四歳後輩です。アリヤ選手に次ぐ若い選手が、これほど
早く出現するとは思ってもみませんでした。現在、下部ツアーも含め米国LPGAツアーに
参戦しているタイ人女子選手は10人以上いますが、これからは更に増えるでしょうネ。
<メジャー戦で初優勝のパティ選手>
ジュタヌガーン姉妹をはじめ、多くのタイの少年少女たちにゴルフという夢を与えた存在は、
言わずと知れたタイ人の母を持つタイガー・ウッズ選手です。タイ人の血が流れる「スーパー
スター・ウッズ」に対するタイ人のリスペクトと愛は、米国人以上かも知れません。
そして今は、アリヤ選手が男女のジュニアたちに大きな夢を与えています。彼女はタイ人
選手初の米国LPGAツアー優勝、メジャー大会優勝、世界ランク一位など、タイ・ゴルフ界の
歴史に新たなページを作りました。 それによりタイのジュニアゴルファーにとっては、
アリヤ選手を「あの人のようになりたい」というロールモデルになっているんでしょう。
<アリヤ・ジュタヌガーン選手>
1998年頃から朴セリ選手(韓国)が米国で大活躍して、韓国に「朴セリ・キッズ」が
生まれたように、今ではタイ国に「アリヤ・キッズ」が多く存在していますからネ。
その代表格が17年「欧州女子タイ選手権」において、過去最年少(14歳4カ月)で優勝した
アッタヤ・ティティクル選手(18)です。先の「ホンダLPGA」でも優勝争いをした子です。
彼女も幼少時から「アリヤ・ジュタヌガーンのようになりたい」とゴルフをしてきたと聞きます。
<ホンダでも大活躍のアッタヤ選手>
パティ・タバタナキット選手は、アリヤ選手のように夏休みには米国のジュニア大会に参加し
何度も優勝し、アリヤ選手が受賞した米国ジュニアゴルフの「今年の選手」に選ばれています。
ジュニアの頃からLPGAツアーを狙って米国大会の経験を積み、カリフォルニア大学ロサンゼルス校
(UCLA)のゴルフ部で活躍してプロに転向しています。彼女もアリヤ選手を模範としているように
思います。でも日本には「藍・キッズ」が多くいたはず、長くなりますので明日に続きます。
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