「クーカム」を元に制作された映画もテレビも大ヒットです。 昨日からの続きです。
過去に、映画は4回(1973年・88年・95年・2013年)、テレビのドラマ化は6回(70年・72年・
78年・90年・2004年・13年)、それぞれ大ヒットを飛ばしたといいます。 それだけ、タイ人に
愛されている作品であるということが理解できます。ミュージカルで公演されたりもしています。

ですので、このドラマの主人公には毎回トップアイドルが起用されています。13年の映画版
クーカムには、09年のデビュー以来、人気 急上昇中の若手のホープだったナデート・
クギミヤさん(当時22歳)がキャスティングされ、不動のトップ俳優というレベルに押し
上げられました。今やスター街道のトップを走り続ける超スーパースターになっています。
そう言えば、ナデート・クギミヤさんのクギミヤというのは日本の名字です。漢字は「釘宮」
と書きます。実は彼、タイ人とオーストリア人とのハーフなんですが、お母さんの再婚相手が
「釘宮」という日本人ということで、現在のお父さんの姓を名乗っているんだそうです。

<SIAM DARA Stars Awards 2018でドラマ男優賞を受賞>
私はコボリ役を、初めて日タイのハーフが演じて、益々 人気が出たのかと思っていました。
でも 日本人と繋がっているのは事実で 何かの縁を感じます。が、日本語を話すことは出来ません。
ところで、タイ人女性に1番人気のある外国人は日本人男性という噂があります。「どこの国の人が
好き?」という質問に対して、タイ女性は “日本人男性が好き” と答えた割合が30%を越えるとか。

<1990年には小堀役をトンチャイさんが演じ 国民的スターに>
これが多少とも事実なら、コボリ(小堀)の人物像によって、日本人の良いイメージが作り上げられている
一因になっているといっても過言ではないでしょうネ。 このドラマ、映画は リメイクのたびにヒットし、
過去に何度も社会現象が起きていますが、そのたびに日本人男性が、良い意味で話題になるのも 度々です。
クーカムに出てくる日本人男性のイメージは、女性に嫌われても、シャイでありながら女性の
我儘とも言える態度や気持ちを大切にしながら、一途にアプローチを続ける、でも軍の規則は

きちんと守り、ルールや規則を破った者には非常に厳しい、だけど、とても誠実な真面目な、
タイ人女性から理想的な日本人男性が表現されています。 “そんな日本人いるか、ってか!”
失礼しました、つい突っ込んでしまいました。 確かにタイ人女性は日本人女性に比べたら
我儘かも知れません。いや、この映画の影響により、日本人男性は多少の我儘を言っても

聞いてくれると思っているのかな。特に若い女性は、コボリを描いて、必要以上に我儘を
言うのかも。 タイの女性は無理を聞いてくれる男性が好きで、魅力を感じるようだから。
言っておきますけど、私が小堀と呼ばれているのは、このような青年だからではありませんヨ。
本名を言ったら、覚えられないという理由で、小堀と呼ばれるようになりました ・・・ 念のため。
それはともかく、日本から来る方も在タイの方も、コボリを意識して好きな男性のトップが
本当なら、自分の行いを 絶えず振り返り、いつまでもトップの地位を守りましょうネ。


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



バンコクの風俗街で「コボリ」と名乗ってる日本人もかなりいるようですが、小堀氏の素性を理解してる方は非常に少なさそうです。
「クーカム」「メナムの残照」は何度も映画化、TVドラマ化されてきましたが、毎回、絶大な人気を誇ってきました。
TV放送時間中のバンコクの銭湯が空になったとか(バンコクに銭湯は無さそうですが)逸話が多いです。
日本ではYOUTUBEなどで一部が見れますが、日本語訳が無いので、内容が理解できないと思います。
そんな中、2013年にチェンネル5で製作されたTVドラマ「クーカム 運命の二人」は下記サイトで見ることができます。
日本語の字幕が付いているので、内容が理解できますね。
アンスマリン役のヌーナちゃん(当時21歳)が好演しています。
タイの役者さんの出来が良く、見ごたえがあるドラマに仕上がっています。
全部で24話あり、各1時間なので、全部で24時間のドラマになります。
長いので夏休みにでも視聴ください。
少なくとも、タイで「コボリ」を自称されている方は必見のドラマですよ。
https://ameblo.jp/naaruk/theme2-10064000630.html
またドラマのサイトの情報も、嬉しく思います。
ゆっくりと、改めて観させて頂きます。
「ヒロシ」、「ヒロキ」、「ヒロカズ」、「ヒロオ」など、「ヒロ」の付く人は、タイで「ヒロさん」人気にあやかることができるかもしれませんね。