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観光立国タイは ソンクラーンも観光資源にしてしまう!

2015年04月13日 | タイの名所、名物、料理
  
 今日から15日までソンクラーン (タイ正月で水かけ祭り) ですネ。 

観光庁はスワンナプーム空港 ・ ドンムアン空港ともども、ソンクラーン期間中は 空港利用者が
増えるとして、乗客は出発時刻の3時間前までに、空港に到着するよう呼びかけていました。 

昨日書いた 「コールセンター 1111」 について、タイ政府観光庁は “政府による同センターの設置は、
観光客がタイ滞在中、安心して過ごせる対策の一つであり、国を 挙げて観光客を 歓迎している” と
言っています。 観光立国として観光庁も、何かと 気を 遣ってうるようです。 

 

 その 政府観光庁の日本語HPは、ワタシには 結構 役立つ情報源でして、時折 閲覧しています。

 そう言えば、タイ国政府観光庁 (TAT) は 今年の3月18日で設立55周年を 迎えましたネ。
バンコクのベッブリ通りにあるTAT本部では、政府首脳も集まって記念式典が行なわれていました。

現在の観光庁総裁は タワッチャイ・アランイック氏ですが、TATの前身は 「タイ観光
促進機構」 で、故 サリット・タナラット元首相が 1960年3月18日に設立しました。 

 
   <タワッチャイ・アランイック観光庁総裁…>

同元首相は、観光政策を 米国で学び、観光政策の重要性を 確信、首相就任後 すぐ タイ初の
独立行政機関となるタイ観光促進機構を 立ち上げました。 これがタイを 観光立国へと導く

第一歩となったわけです。 1979年5月4日に 同機構はタイ国政府観光庁と名称を 変え、
現在に至っています。 謂わば、タナラット元首相は タイ国政府観光庁の生みの親ですネ。 

    
<第14 代首相のサリット・タナラット元首相…>

ちなみに 1960年の最初の年に タイを 訪れた外国人は約8万人でした。 これが昨年には
2,500万人を 記録するまでに大成長を 遂げました。 昨年、日本に訪れた外国人が過去最高と
言われながらも1,470万人ですからネ。 2013年の順位では、タイは世界10位、日本は27位でした。

 政府観光庁の見解では、このソンクラーンの期間中に 観光による経済効果が145億バーツに
上ると試算しており、政情不安であった前年と比べると26%増だそうです。 145億バーツの内
国内が約70億バーツ、海外が75億バーツを 占め 伸び率は それぞれ6%と51%になるとか。

 

期間中の観光客は約263万人が見込まれ、国内を 観光するタイ人が約216万人、海外から来る
観光客が約47万人と予想され、それぞれ8%増と39%になるといいます。 こうして自国の

ソンクラーンという正月も、観光資源にしてしてしまっています。 日本のお正月だって、
田舎に行けば、まだまだ日本らしい情緒ある正月の光景も見られるでしょう。

  

”日本の正月を 味わおう” なんて企画、大好きなタイ人にはうけるかもねぇ~
 2020年に2,000万人を 目指している日本は、観光立国のタイから学ぶことは多いかも知れません。 


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