一般向けの医療や健康に関する多数の著作でも知られ、認知症治療研究会では世話人も
務めている長尾和宏医師は「認知症は歩くだけで良くなる」という本も出しています。
認知症予防と改善に最良の方法は「ながら歩き」が最善と力説します。昨日からの続き。
特にゴルフは「計算をしながら歩く」ので、認知症対策に適していると ・・・
認知症が始まりかかっている軽度認知障害(MCI)の人達に集まって貰い、毎日1時間、50から3を引いて
いく計算をしながら歩いて貰ったところ、1年後には脳内に溜まりかかっていたアルツハイマー病の原因の
アミロイドβが消えていたという研究報告もあるそうですヨ。そう言われてみれば、ゴルフは歩きながら
計算だけでなく、その場その場での情況やスイングのことなど悩んだり考えっぱなしですものねぇ~
つまりMCIの段階の人が、歩いてゴルフをすれば 頭も使いながらながら歩くことで、自力で元の頭脳に
戻せるということですネ。長尾医師は「軽度認知症が始まりかかっている人で、体は元気でまだラウンド
できるのに、計算が苦手になってコースから遠ざかるという人がいるけど勿体ない」と著書に記しています。
さらにゲーム性があるので脳も使うし、同好の士と競い合うという楽しみも加わります。同好の士を
持つ、いい仲間をつくる、というのも 実はアンチエイジングにおいて重要なことだといいますからネ。
<アンチエイジングとは 加齢による身体の機能的な老化を可能な限り小さくすること>
日々の楽しみがあるということが、意欲に繋がったり、脳を活性化させたりしますから尚更ですネ。
そう、中高年になってもプレーしている人が、認知症になった なんて、余り聞いたことがありません。
ゴルフを楽しむ30万人を追跡調査したところ、彼らの平均寿命が 一般の平均寿命よりも5年以上
長いことが分かったそうです。「ゴルフは激しい動きを伴わず それでウォーキングと同じ有酸素
運動や日常では余りしない捻転運動もあり、動きのバランスの良いスポーツ」だからだそうです。
タイのゴルフはワンバックワンキャディ、カートを使用しても歩きたければ運転をキャディさんに
任せて歩きたい時に歩けます。これもタイのゴルフの良さの一つです。歩くときは「インターバル
速歩(普通歩行と大股速足を交互に歩くこと)」が良いとされていますから試してみて下さい。
大股で速く歩く「大股速足」を交えると、認知症の発症リスクが更に低下するという報告もあります。
そして 足腰の筋肉も鍛えられますから大きな健康増進効果があると評価されているのも頷けます。
タイに来たら、せっかく歩いてできるゴルフ環境なんですから、なるべくカートを使用せず
歩きゴルフをしてほしいですネ。 日本のゴルファーの方々、どうも忘れっぽい、人の名前が
出てこない、そんな人はタイへゴルフに来てはいかがでしょ!
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