観光立国・タイとして、絶対に解決してほしい問題です。
つい最近も入国審査をするタイのイミグレーションで、何時間も待たされることが大きなニュースに
なりました。 以前からも同問題は指摘されていましたが、その解決策がいくつか提案されています。
一つが「自動パスポートチェックシステム」の導入です。これは 今月4日の当ブログ でも書きました。
二つ目が出入国審査カウンターに提出する出入国カードを10月1日から廃止するということです。
しかし これには各方面から多種な思惑が絡み 喧々諤々、まだ 正式には決まっていないようです。
同案もプラユット首相の鶴の一声でしたが、珍しくコプカーン観光・スポーツ相は「廃止案に反対する考えを
示した」とバンコクポストが報じていました。コプカーン氏は外国人旅行者の宿泊先や観光目的などの情報
収集は観光政策の策定に有効だと主張し、出入国カードの存続を求める考えを強く示しました。
でも外国人の立場からすると、現行の出入国カードは名前、生年月日、国籍、パスポート番号の
ほかに、年収、職業、タイでの住所、団体ツアーかどうか、初めてのタイ旅行かどうかなどの
記入欄があり「細かすぎる」「時代遅れ」などとして、外国人の間で評判が悪いのも事実です。
一方、80社以上の航空会社で組織する航空事業委員会(AOC)などからは「記入された内容の
信ぴょう性は低く、十分な利用価値があるとは思えない。多くの国が既に出入国カードを廃止
している」と早期廃止を求める声も上がっています。
しかし、これはどうやらタイ警察・印刷局が印刷する出入国カード・製造コストの一部負担(1枚に
つき0.8バーツ・約2.7円)を嫌っての反対のようです。これを航空会社も負担していたんですねぇ~
知りませんでした。どこの国でも そうなのでしょうかネ? ・・・
一部の近隣国と同様にカード自体を廃止すべきという声には同感です。でも その前に勤務状況の
把握、効果的な人的配置と人員数など、改めるべきことがあるように思いますネ。 いくら
廃止しても、そこに勤務するスタッフが怠慢であったり、人員が少なければ問題は解決しませんもの。
タイ入国管理局は結局、喧々諤々のあと、10月1日からタイ国籍者に関しては廃止され、外国人用
出入国カードの形式について、記入事項に殆んど変更はなく、小幅の変更に留まる見通しのようです。
<コプカーン大臣)
コプカーン・タイ観光スポーツ省の「現行のカードから得られる情報が旅行動向の分析に
有用である」という主張がとおり、廃止や記入事項の大幅な簡略化は見送られたとのこと。
現行 入国と出国がミシン目でつながった2枚セットでしたが、10月1日からは これが1枚のバーコード
付きとなり、現在の様式から記入項目が少し追加され、訪問目的、滞在日数、電話番号、Eメールの欄が
あるようです。 実際に見ていませんが、内容については余り 変わり映えは無いのかも知れません。
我々は待ち時間が解決してくれれば、それでOKなんですがねぇ~
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