28日の兵士一人の死者が出た 「ドンムアン空港の先で衝突」 のニュースが入るや、タイ証券取引所で
売りが殺到、株価が急落したとか… 経済損失がさらに拡大するとの懸念が強まりました。
そうでしょうねぇ~ 現在は国内便 中心とは云え、空港ですからねぇ~ 08年の空港閉鎖を思い出す?
もう 空港は巻き込まないでほしいですねぇ~ これがスワンナプーム国際空港近くだったら、
ゾッとします。 でも 今の緊迫状態だったらあり得ますよ~ 混乱が治まる予想がつきません。
<いつまで続く… 空港だけは勘弁して!>
今までであったら、危険地区はバンコク中心部、セントラルワールドのラチャプラソン交差点エリア・
シーロムなど数か所に限られていましたが、反政府同盟UDDは地方にまで 活動を拡大させており、
「どこに行っても危ない」 というイメージが広がってしまっています。 いつまで続くやら・・・
処で、反政府派のデモ隊が赤シャツを着てから、我々 外国人も赤色に、随分と敏感になっていますネ。
街中で見かけるタクシーのサイドミラーに、赤色の布やリボンなんかを巻きつけて走っているタクシーを
見かけますが タクシン派を意思表示しているようなモンで、乗るのに躊躇してしまいます。(笑)
<タクシードライバーにタクシン派は多い>
実は タクシードライバー達の間では、タクシン派が多いんですヨ。 一つは地方出身者が多いという
事情もありますが、タクシン元首相は弱者を助けるというイメージが強く働いているようです。
特にバイクタクシーの間では、こんなエピソードもありました・・・
ちょっとした買物を頼むにも便利な手段として、70年代に登場したとされるバイクタクシー、80年代後半に
バンコク名物の渋滞が増加したのを機に、大通りに進出し ドッと運転手の数も増えました・・・
以前は、マフィア的な者が停留所を設け、バイクやベストを貸し出し、売上げの一部を警察に届けながら
貢がせいたシステムを、タクシン元首相が03年5月にマフィアに対して麻薬撲滅強化作戦の一環として、
ショバ代を吸上げていた連中を追放しながら、バイクタクシーを制度として合法化したそうです。
<タクシン元首相は俺たちの味方だ!>
「長年、不当にピンハネをしていた連中と戦ってくれた」 と感謝しつつ、また運転手の出身者が北部・
東北部に多いこともあって、当時 タクシン氏率いる愛国党の支持基盤と重なりましたので尚更です。
弱者を助ける正義の味方として 当時のタクシン元首相の人気はうなぎ登りになったとか・・・
「タクシン元首相は、軍や警察の巨大な利権に手を付けたから、首相の座を追われたのだ!」 と
真剣に思っているタクシードライバーもいるらしいですヨ… まぁ~ 実に 低所得者層にうける
色々な施策を講じてきました。 いつ タクシー/バイク ドライバーが、デモに加わるか解りませんヨ。
いや、すでに仕事の合間にデモに参加していたリしてネ、、、
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たしかにナガイチさんが書かれているように、騒動の地域が広がり始めているようです。
私は今もシーロム地区のホテルでしたが、よりによってバンコクバンクの側でしたから、取引先からホテルを替わるようにかなり強く言われました。いつもは何が起きてもマイペンライと言っている人たちがそう言うのですから、あまり良くない状況であるのが実感できた次第です。
でも無事に帰国しましてホッとしてます。
諸外国もタイへのツアーを自粛しているようでして、観光業の打撃は凄まじい事になってきましたね。それ以上の影響も出てきそうですから、タイの行く末は闇の中でしょうか。残念(>_<)
プミポン国王が健康を害していることも、なかなか解決しない遠因の一つでしょう。
この状態が続くと、タイはたいへんなことになりそうです。