タイでゴルフ友達になりましょ。

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これら問題を解決しないと、観光立国は難しい!

2019年10月12日 | タイの出来ごと、あれこれ
 
 タイ国政府観光庁(TAT)の前所長のナチェンマイ氏は、バンコクの本庁に
戻り、研究開発部に配属されると聞きました。 昨日からの続きです ・・・

TATの創立60周年の来年2020年には、日本人渡航者数は200万人を目標としています。
東京事務所の設立は1971年(48年前)だそうですから 結構 月日が経っているんですネ。

 

なるほど、当時はニューヨーク、ロサンゼルスに続く海外拠点だったというのも頷けます。
これからのTAT東京事務所を引き継いだのが、セークサン・スィープライワン新所長です。

TAT本部の19年度目標は「全ての国際市場からの観光収入を12%アップさせること」として活動中
ですので、日本市場も含まれます。日本に関しては現在、『5つのGO』を柱に 目標を達成すべく
取り組んでいますが、もっとタイ政府全体で観光客が訪タイしやすい環境づくりが必要不可欠です。

 

その新たな取り組みの『5つのGO』を、一様 列記してみます。

「Go High」      富裕層に贅沢な経験、お金では買えない経験をしてもらう。
「Go New Customer」 女性・スポーツ愛好家・結婚式需要など新規顧客を取り込む。

 

「Go Local」      リピーター向けに料理などのアクティビティを通じて地方の魅力を訴求する。
「Go Low Season」  いつでも旅行できる活発な高齢者や若い世代に向けて繁忙期以外を提案する。
「Go Digital」     SNSの果たす役割の大きさを踏まえてデジタルマーケティング戦略を開発する。

格好良い言葉や表現を使って目標を掲げていますが、もう少し具体的な内容が必要でしょうネ。

 

実際は、バンコクの国際空港へ到着して待たされる入国審査カウンター、ホテルへ行くまでの
バンコク市内での交通渋滞、市内の空気汚染などと、タイの玄関口であるスワンナプーム・
ドンムアン空港と首都バンコクのイメージが、余りにも悪すぎますネ。 特に近年は ・・・

 

今後TATは、富裕層や女性を招き入れたいなら、国をあげて これらを解決していく姿勢と対策を
講じなければ、これ以上の観光客の拡大は難しいし、また更なる観光立国には成れないでしょう。

富裕層や女性が初めて訪タイして、前述した要因で2度目の訪タイをしていない観光客が、
どれだけ居るか、TAT・政府機関は知っているんでしょうかネ。初めての訪タイであれば、
市内観光に行くでしょうが、これでウンザリしてしまいます。知人からもよく言われます。

 

新政権がスタートして、タイ観光・スポーツ省大臣にピパット・ラチャキットプラカー氏が
就任しても、TAT東京事務所にスィープライワン氏が新所長になっても、前述した これら
問題点を 今から真剣に 政府が一体となって解決して行かなければ、ストップしてしまう。

また観光業界に関わる民間関係者も、もっともっと これらの課題を訴えるべきです。私個人が叫んでも
仕方ありませんが、観光客が増えていると鼻高々に述べている政府お役人に一言、言いたいんです!   



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